自動翻訳シンポジウム
2026-03-17 17:07:31

第9回自動翻訳シンポジウムが品川で開催、AI技術が日本の魅力を世界へ発信

第9回自動翻訳シンポジウムが品川で開催



2026年2月20日、品川インターシティホールにて「AIによる翻訳でジャパンを世界へ」をテーマにした第9回自動翻訳シンポジウムが行われました。このイベントは総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、グローバルコミュニケーション開発推進協議会の主催のもと、439名が参加し、AI技術を活用した自動翻訳の最新情報を共有しました。

シンポジウムの特色


当日は、AI翻訳がエンタメや文化分野でどのように活用され、また「日本の価値」をどう伝えるかについて、有識者たちによる基調講演やパネルディスカッションが行われました。また、24社の企業や団体による最新自動翻訳製品の展示も行われ、多くの参加者がその技術に対する関心を寄せていました。

開会の挨拶と背景


開会にあたって、グローバルコミュニケーション開発推進協議会の須藤修会長は、日本文化への世界的な関心の高まりを背景に、特に漫画やアニメといったコンテンツ産業の成長を説明。また、多言語に対応するため、AIを用いた翻訳技術が不可欠であると強調しました。

さらに、総務省の布施田英生局長は、訪日外国人の増加傾向を挙げ、高品質なサービス提供には言語の壁を解消する必要があると述べました。これにより、AI翻訳の社会実装が求められている状況を示しました。

基調講演:マンガ機械翻訳の新しい地平


Mantra株式会社の代表取締役、石渡祥之佑氏による基調講演では、アニメ人気拡大により漫画の海外需要が急増していることが報告されました。しかし、従来の翻訳方法には多くの時間とコストがかかり、多くの作品が未翻訳のままとなっている現状を指摘。この問題に対し、AIを使った漫画画像からの直接翻訳技術が紹介され、文脈理解型の翻訳の進展が強調されました。

自動通訳の革新


マインドワード株式会社の菅谷史昭CEOの講演では、観光体験や文化体験に活用できる多言語同時通訳システムの開発が紹介されました。特に、ネット環境が不安定な場所でも利用可能なスタンドアローン型のシステムが特徴的で、専門用語にも対応可能な点が強調されました。

生成AIがもたらす翻訳の未来


国立研究開発法人情報通信研究機構の隅田英一郎フェローは、生成AIを活用した高精度翻訳の可能性について言及。専門特化型の高精度翻訳を実現するために、巨大的なLLMや軽量のLLMを組み合わせる方針が掲げられました。これにより、翻訳市場が大きく拡大する余地があるとの見解が示されました。

パネルディスカッション:価値を伝える自動翻訳


シンポジウムの最後を飾ったパネルディスカッションでは、「日本の価値を伝える自動翻訳」をテーマに、マルチモーダルな情報統合や共有基盤の重要性について議論されました。視点を共有することが日本の発信力向上に寄与するとの意見もありました。

終わりに


シンポジウムの締めくくりとして、NICTの徳田英幸理事長は、基調講演や講演から得られた知見の重要性を再確認し、今後の技術基盤の必要性について強調しました。AI翻訳技術は、日本の文化や価値を世界に届けるための強力な手段として期待されています。今後もこの分野の進展が注目されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
自動翻訳シンポジウム事務局(株式会社アイシーエム内)
住所
東京都新宿区四谷坂町12-22VORT四谷坂町6F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 品川区 AI技術 日本文化 自動翻訳

Wiki3: 東京都 品川区 AI技術 日本文化 自動翻訳

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。