2024年11月1日、大阪梅田の商業施設『HEP FIVE』に新たに導入された免税手続き一括カウンター(TAX-FREE COUNTER)が、訪日外国人旅行者の便利さを一層向上させるための重要なピースとなります。このカウンターは、阪急阪神不動産株式会社と阪急阪神ビルマネジメント株式会社が共同で開設したもので、今後、観光地としての大阪梅田の魅力を強化する一助になると期待されています。
カウンターの設置は、訪日外国人観光客数が2023年9月に過去最高を更新したことを受けたもので、さらに2025年に大阪・関西万博が開催されることから、観光需要の 高まりが予想されます。そのため、利便性の向上は不可欠な要素となっており、今回のカウンター導入はそのニーズに応えるものです。
この新しい免税手続き一括カウンターでは、訪日外国人が複数の店舗で購入した商品をまとめて免税手続きすることができます。これにより、個々の店舗での複雑な手続きを省くことが可能になり、スムーズなお買い物体験が期待できます。特に、言語の壁を越えることにも配慮され、常時2〜3名のスタッフが英語や中国語で対応するため、外国からの旅行者も安心して利用できる環境が整っています。
営業時間は11:00から21:00までで、HEP FIVEの地下1階、シースルーエレベーター前に位置します。ブース数は初めは3席設けられ、最大で4席まで拡張可能とされており、時期に応じて対応店舗も増えていく見込みです。開設時点では43店舗が対象となり、2025年3月末までには80店舗以上が対象になる見込みです。
このカウンターの導入は、訪日外国人旅行者にとってだけでなく、店舗側にとってもプラスの影響をもたらします。免税手続きの負担が軽減されることで、店舗スタッフは他の業務に集中できるようになります。このことは、店舗サービスの向上につながると考えられています。また、今後このカウンターで取得したデータをもとに購買傾向を分析し、観光施策に活かしていくことで、大阪梅田エリアがさらなる国際観光拠点として機能することを目指しています。
このように、HEP FIVE内の免税手続き一括カウンターは、訪日外国人旅行者が快適に買い物を楽しむための新たな施策として、多くの期待を寄せられています。梅田エリアの国際観光の活性化に寄与し、外国人の集客を一層推進するための 모델として、他のショッピングセンターへの展開も計画されています。詳細情報については、公式サイトでご確認ください。
阪急阪神不動産株式会社の公式サイト:
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阪急阪神ビルマネジメント株式会社の公式サイト:
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HEP FIVEの公式サイト:
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