厚岸蒸溜所から新たなシングルブレンデッドウイスキー「冬至」登場

厚岸蒸溜所から新しいウイスキー「冬至」が登場

2025年2月下旬、厚岸蒸溜所は「厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー冬至」を発売します。これは、二十四節気シリーズの第18弾であり、北海道初のシングルブレンデッドジャパニーズウイスキーとして注目されています。この製品は、特別な原材料と製造方法が特色となっており、ウイスキーファンには見逃せない一品です。

製品詳細

- 製品名: 厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー冬至
- 品目: ウイスキー
- 原材料名: モルト（大麦：北海道、オーストラリア、イギリス産）、グレーン（北海道産）
- 内容量: 700ml
- アルコール度数: 48%
- 参考小売価格: 29,700円（税込）

冬至は二十四節気の中で特に大きな節目として位置づけられており、この製品は新たな始まりを象徴しています。地元北海道の大麦や穀類を多く使った、地元の大地に根ざしたクラシックなブレンドとなっています。寒い季節にぴったりのウイスキーを楽しむことができるでしょう。

厚岸のウイスキー造り

厚岸蒸溜所は、北海道の牡蠣の名産地として知られる厚岸町に位置します。蒸溜所の設立は2016年10月で、代表取締役の樋田恵一氏が約20年前に出会ったスコットランド・アイラ島のウイスキー「アードベッグ」17年に感銘を受けたことが発端です。この地域は、清冽な仕込み水と適した気候、そしてウイスキーと相性の良い食材に恵まれており、スコッチの製法を継承しながら高品質なウイスキーを生み出しています。

原酒と熟成のこだわり

厚岸蒸溜所のウイスキー制作で特にこだわっているのは、樽に詰める前の原酒（ニューメイクスピリッツ）の質です。使用する樽は、バーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽、北海道産ミズナラ樽など多岐にわたります。静かな丘の上で熟成を重ねることで、様々な風味が引き出されています。

厚岸ウイスキーの魅力

厚岸ウイスキーは、ピーダーな香りと潮風のニュアンス、さらには柑橘の甘さを兼ね備えた独自の風味が特徴です。この新作「冬至」は、これまでの厚岸のウイスキーとは一味違う体験を提供してくれることでしょう。

過去100年にわたるジャパニーズウイスキーの歴史を受け継ぎながら、厚岸蒸溜所は今後も世界に誇るウイスキー作りに邁進していく姿勢を示しています。