久世福商店・サンクゼールがギフト包装をグリーン化する取り組み

確実に未来を見据えたギフト包装の変革

株式会社サンクゼールは、2025年4月から全国の久世福商店およびサンクゼールの店舗において、ギフト包装に用いる紙緩衝材を新しい素材に変更することを発表しました。この取り組みは、環境への配慮だけでなく、お客様の利便性を向上させることも目的としています。

環境への配慮とお客様の利便性

新たに導入される紙緩衝材は、グリーン購入法に準拠したエコフレンドリーなものです。この変更により、ギフトにつき平均33％の紙使用量を削減できる見込みで、年間で約24,600kgの紙の使用を削減することが期待されています。

久世福商店とサンクゼールでは、約30％のお客様がギフト選びのために店舗を訪れるとのことです。贈り物を選ぶ際には、商品の安全性と美しさを維持しつつ、エコな包装を心がけています。そのための重要な役割を果たすのが新しい紙緩衝材です。

ギフト待ち時間の短縮

さらに、ギフト包装の際の作業時間が最大40％も削減できることが実験で確認されました。これにより、お客様はギフトの受け渡しをよりスムーズに行うことができ、ギフト待ち時間の短縮が期待されています。

従来の緩衝材は、捨てる際には散らばりやすく、処理が煩わしいとの声も多くありました。しかし、今回新たに採用される緩衝材は薄く、丈夫であり、散らばりにくいため、ギフトを受け取った方もストレスを感じることなく処理できるのです。

企業の理念を実現

株式会社サンクゼールは、「愛と喜びのある食卓をいつまでも」というコーポレートスローガンのもと、持続可能な社会づくりを目指し、各種事業に取り組んでいます。創立時より、地域とともに成長を続け、長野県飯綱町に本社を置く同社は、全国に「久世福商店」「St.Cousair」といった専門店を展開しています。

繋がるお客様の声

今回の取り組みは、ただ単に環境への配慮だけではなく、お客様からの直接のフィードバックを基にしたものです。商品の包装に関する不満やニーズを踏まえた結果、新しい緩衝材の導入に至りました。

サンクゼールは、食に関する多様なサービスを提供しながら、どんなニーズにもお応えできる努力を続けていく所存です。お客様が喜ぶ姿を想像しながら、また環境にも優しいギフト選びができるよう、今後も持続的な取り組みを推進していきます。