春の訪れとともに、心温まる物語が待っている季節がやってきました。2026年2月12日に発売される絵本『うさぎのもりのイースター』は、新進気鋭の画家・しらとあきこと、英国文化に精通した作家・中井はるのの初のコラボレーション作品です。この絵本では、イースターの祝い方やその起源についても学ぶことができる解説が付いています。
イースターは、毎年日付が変わる特別な行事で、キリスト教においてはイエス・キリストの復活を祝う日です。しかし、春の到来と新しい生命の誕生を歓迎する行事でもあり、特にヨーロッパでは長い間親しまれています。その日付は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定められており、毎年異なります。今年2026年のイースターは4月5日です。
『うさぎのもりのイースター』は、そんなイースターの訪れをひだまりのような温かさで描いた物語です。物語は寒い冬が終わり、うさぎの森に春がやってくるところから始まります。双子のウサギ、ミミとポンはイースターの主人公として、イースターエッグを作ったり、エッグハントの準備に忙しく動き回ります。
イースターの朝、森の仲間たちが隠された卵を見つけることができるのか、子どもたちが一緒に卵探しを楽しめる仕掛けが施されています。この絵本は春の読み聞かせにぴったりの一冊で、小さなドキドキと春の喜びが、ページをめくるたびに広がっていきます。
しらとあきこの描く柔らかなパステル画は、春の花の香りや風を感じさせるほどの繊細さがあり、中井はるののリズミカルな文と共鳴し、読者の想像力をかき立てます。物語の最後には、イースターの由来や意味を分かりやすく解説したセクションがあり、監修は宗教学や英国史の専門家である指昭博氏が行っています。これにより、物語を通じてイースター文化への理解が深まります。
本書は発売前から注目を集め、「ネットギャリー」での先行公開には多くの感想が寄せられました。教育関係者や一般読者からは、「絵が作品に浮かび上がるようで、文と寄り添う感覚が心地良い」、「春の香りが伝わってくる」など、その美しさと温かさに関する声が多数ありました。
さらに、発売を記念して原画展が行われます。ひるねこBOOKSでは2026年2月19日から3月9日まで展示が行われ、ジュンク堂書店 池袋本店やブックハウスカフェでも特別展示が予定されています。
この春、イースターの魅力と優しい物語を通じて、大切な家族や友人と心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。『うさぎのもりのイースター』は、その一助となることでしょう。