教育改革に向けたODKソリューションズの組織変更と新戦略について

ODKソリューションズが教育部門の強化へ向けて組織変更

ODKソリューションズは、2020年の教育改革に対応するため、教育部門の組織を大幅に見直しました。新たに「企画課」を設立し、より戦略的なサービスの提供を目指します。この組織変更は、教育の現場での変化を受けたもので、特に大学入試制度の見直しやアクティブラーニングの導入といった大きな流れに対して、ODKが持つ強みを生かしていく狙いがあります。

文部科学省が進める「高大接続」や「大学入学共通テスト」導入といった施策は、教育の現場に新たな挑戦をもたらしています。これまでODKは、半世紀以上にわたり、大学入試に関するさまざまなアウトソーシングサービスを提供してきました。この取り組みにより、志願者数120万人以上という膨大なデータを扱うことが可能となり、これが大学と受験生をサポートする基盤となっています。

今回の組織変更の具体的な内容としては、教育システム部に「企画課」を新設し、それに応じて営業関連の部署の名称も変更されました。「営業企画課」は「営業課」に、「東京営業企画課」は「東京営業課」に改称され、営業力の強化を図っています。これにより、企業全体のシナジーを高め、より一層のサービス提供へとつなげる意図があるのです。

ODKはこれまで、入試に関して「入口から出口」までを一貫して支援する「大学入試アウトソーシングサービス」を展開してきました。具体的には、志願者向けの広報から、実際の入学手続きに至るまで全ての工程を網羅しています。さらに、国内初の大学横断型受験ポータルサイト『UCARO®』や、動画面接サービス『Movie インタビュー for University』など、新たなITサービスの提供も行っています。

これからの教育環境の変化を念頭に置く中で、ODKは引き続き次世代の入試支援サービスを強化し、大学と受験生の双方にとってより良い環境を提供していく方針です。この組織変更によって、2020年の教育改革におけるスムーズな対応が期待されています。

EDKは今後も、教育の進化に貢献しつつ、次世代の教育関連サービスの創出に向けた取り組みを一層進めてまいります。企業全体としてのクリエイティビティを高め、教育現場における技術とサービスの革新を促していくことがODKの次なる目標です。今後の展開に目が離せません。