「サンクスUP!」全国発売開始
2022年3月9日、待望の書籍「サンクスUP! 働くをゲーム化する人事評価システム」が全国で発売されました。この書籍は、企業における人事評価のあり方に新しい視点を提供するものとして注目されています。著者の松山将三郎氏が考案したこのシステムは、従来の評価制度に代わって減点なしの加点方式を導入することを目的としています。
「サンクスUP!」とは?
この書籍が提案する「サンクスUP!」は、360分の研修、365日の応援システム、そして360度の評価という3つの要素から成り立っています。特に、合計20個のミニセッションを設けた研修パートでは、具体的な進行方法やセッション内容が詳細に解説されています。さらに、カラーイラストや実際の対話形式での事例も豊富に含まれており、読者が実践しやすいよう配慮されています。
現在、「サンクスUP!」を導入している企業は16法人にのぼり、すでに13人のサンクスUP認定ファシリテーターが活躍していることからも、その注目度が伺えます。このシステムの主な目的は、従業員のモチベーションを高めること、さらには企業の文化づくりに寄与することです。
書籍の構成
書籍は全6章で構成されており、それぞれの章が「サンクスUP!」の異なる側面を深掘りしています。
システム全体の概要を説明し、どのように人事評価が変わるのかを示します。
成功する評価制度を運営するための心構えや技術について解説。
- - Chapter 3: サンクスUP!360分研修
実際のセッションを基にした研修の設計を紹介します。特に興味深いのは、未来編集会議や評価基準の設定に関するセッションです。
- - Chapter 4: サンクスUP!365日応援
評価が行われていない日々もどう応援し続けるかが焦点となります。
- - Chapter 5: サンクスUP!360度評価
様々な視点からの評価がどう行われるかを説明します。
具体的な成果や経過を記録する方法についてです。
著者のバックグラウンド
松山将三郎氏は、1978年に神戸で生まれました。少年時代には漫画に情熱を注ぎ、岡山大学では心理学を学びました。サラリーマンとしての経験の中で、ゲーム設計に関心を持ち続け、人生の中で経験したリストラやコネ就職を通じて、現行の評価制度の欠点に気づくこととなりました。その結果、評価基準を一新する「サンクスUP!」を生み出しました。
まとめ
「サンクスUP!」は、企業の人事制度を革新するための一つの手段として、今後ますますの普及が期待されています。書籍を通じて、企業は従業員の成長を促し、より良い働き方を実現するための道筋を示すことができるでしょう。