ゲスタンプ、日本初工場
2018-10-25 14:00:18

ゲスタンプ、日本初自社工場を松阪市に開設し自動車部品の供給開始

自動車部品の未来を切り開く!ゲスタンプの新工場開設



2018年10月25日、スペインに本社を持つ自動車部品製造企業ゲスタンプ(Gestamp)は、三重県松阪市に日本初となる工場を開設しました。この新しい拠点、ゲスタンプ・ホットスタンピング・ジャパン松阪工場では、最先端のホットスタンピング技術を駆使した金属製部品を生産します。これは自動車の軽量化と安全性向上を実現するための重要なステップです。

松阪工場オープニングセレモニー



この新工場の開設を祝うため、オープニングセレモニーが行われ、三重県知事の鈴木英敬氏、松阪市副市長の永作友寛氏、三井物産の飯島彰己会長、ゲスタンプのフランシスコ・J・リベラス会長など、重要な関係者が参加しました。式典では、地域とともに歩み、日本市場のニーズに応える重要性が語られました。

高度なホットスタンピング技術の導入



松阪工場では、ゲスタンプが持つホットスタンピング技術を活用して、ボディ・イン・ホワイト(BiW)部品の製造を行います。初期段階ではホンダへの部品供給が開始され、今後はさらに他の日本の自動車メーカーへも供給を拡大する見込みです。

この工場のために約50億円という大きな投資が行われ、初年度内には約60名の従業員を雇用する予定です。将来的には新たなプロジェクトの立ち上げとともに、さらなる人員増加も計画されています。

日本市場への一歩



ゲスタンプの新工場は、世界22カ国目の生産拠点となり、特に日本市場における存在感を高めることとなります。松阪市で生産される自動車部品は主に国内自動車市場向けに供給され、これにより既存の北米、南米、欧州、アジア市場での経験を活かしつつ、地元市場に即したニーズを把握しやすくなります。

さらに、ゲスタンプは昨年開設した東京のR&Dセンターや、日本の顧客を支えるチームを通じて、日本市場での活動を活発化させてきました。この新工場の立ち上げは、さらなる戦略的関係の強化を促します。

フランシスコ・J・リベラス会長のコメント



ゲスタンプの会長であるフランシスコ・J・リベラス氏は、「今回の工場開設はお客様との距離を縮めるものであり、より良いサービスを提供できることを嬉しく思います。日本市場における新しい拠点の設立は、未来の自動車を共に開発していくための大きな一歩です」と述べています。

結論



ゲスタンプの松阪工場開設は、自動車部品の製造において新たな可能性を秘めています。この拠点は、国内市場に密着した生産体制を構築し、世界中の自動車メーカーに対するサービス向上を図る重要な役割を果たすことでしょう。

会社情報

会社名
Gestamp Automoción, S.A.
住所
Madrid, SpainAlfonso XII, 16
電話番号

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