InnoJin株式会社が次世代眼科医療技術を披露
2025年10月、神奈川県横浜市で開催される「healthTECH Japan 2025」に出展するInnoJin株式会社は、革新的な眼科医療ソリューションを発表します。このイベントは、バイオと再生医療の最前線を体験できる機会であり、InnoJinはその中で自社の最新技術をアピールします。
出展概要
InnoJin株式会社は、2020年に設立された大学発のスタートアップ企業で、東京都文京区に本社を置き、医療及びヘルスケア分野での情報技術を活用した事業を展開しています。今回の出展では、特に注目される二つの技術が披露されます。
1. VRを活用した小児弱視訓練用プログラム
本展示の目玉は、小児弱視の訓練を支えるVR技術を利用した医療機器です。日本国内では未承認のこのプログラムは、VR環境でゲームを通じて楽しみながら弱視の治療を行うもので、自然と子供たちが興味を持てる仕組みになっています。
特長
- - 立体視訓練: 眼と手の協応運動を使い、効果的な訓練が可能です。
- - 記録機能: 使用時間を記録し、個々に最適な治療プランを提案します。
- - 可視化: トレーニング内容や成果を可視化することで、医療現場での活用も期待されます。
この製品は展示用であり、販売や予約の受付は行われませんが、医療機関関係者や保護者に向けて、その有用性を示す機会となるでしょう。
2. ドライアイ診断補助用スマホアプリ「ドライアイチェッカー」
InnoJinが開発中の「ドライアイチェッカー」も、注目のアイテムです。このアプリはスマートフォンを使ってドライアイを診断する補助ツールで、最大開瞼時間を測定し、簡単な問診を行います。
特長
- - まばたき検出: スマホのカメラを利用して最大開瞼時間を測定できます。
- - 自覚症状の記録: ドライアイに特化した質問票で症状を記録し、診断のサポートをします。
- - プロトタイプ: 現在、開発中のプロトタイプが展示され、未来の医療機器として期待されています。
医療現場との連携
InnoJinは、従来の医療方法を革新し、医療機関や患者に利便性を提供することを目指しています。今後は、医療現場とのさらなる連携を強化し、科学に基づいた開発を進めながら、より信頼性の高いツールの実現に取り組んでいきます。
来場者へ
ぜひ、InnoJinのブース(小間番号H-17)を訪れて、次世代の眼科訓練用プログラムや診断支援技術に触れてみてください。多くの関心を集めると予想されるこの展示、参加者にとっても有意義な体験となることでしょう。
healthTECH Japan 2025の詳細
このような先進的な技術が、眼科治療の未来を変える一歩と期待されます。ご来場の際には、是非ともInnoJinブースにお越しください。