港区立みなと科学館の2025年夏の企画展「はれるんと学ぼう!みんなの気象展」
2025年の夏、港区立みなと科学館が自信を持ってお届けする特別企画展「はれるんと学ぼう!みんなの気象展」が、7月8日(火)から9月7日(日)までの61日間にわたって開催されます。このイベントは、我々の生活に深く関わる気象について楽しく学ぶ絶好の機会です。会場は東京都港区の虎ノ門に位置し、開放的な多目的ロビーを使用します。
展示の目的と意義
本企画展では、気象の観測に関する最新のテクノロジーと、人間の感覚を通して気象を体感するという二つの視点から、大気中での様々な現象を解説します。訪れる皆さんが、気象への興味を深め、日常生活に活かせる知識を得られることを目指しています。また、2025年は気象庁の前身である東京気象台が本格的に業務を始めてから150年の節目の年であり、この記念すべき年に合わせて気象庁との共催で行われます。
気象庁のマスコットキャラクター「はれるん」とともに、気象予測技術の進化や天気予報の秘密について学ぶことができる展示も用意しました。様々な関連イベントも行われ、スペシャルな体験が待っています。
展示内容の概要
「はれるんと学ぼう!みんなの気象展」は以下の6つの章で構成されています。
1.
プロローグ: 空と仲良くなろう まずは空を見上げる楽しさを体験し、空と仲良くなるためのコンテンツを用意します。気象庁の研究者が撮影した空や雲の美しい写真が展示され、来館者はそれを通して空への関心を高めることでしょう。
2.
第1章: 気象をとらえる 先人たちの気象観測の歴史とその技術革新を振り返ります。体験型のアクティビティを通じて、気象を実際に感覚で捉える体験ができる場も設けます。
3.
第2章: 変化をとらえて予測する 統計データや過去の観天望気から導かれた天気予報の方法を解説し、科学的な根拠に基づく観察クイズを用意し、楽しみながら学べる環境を作ります。
4.
第3章: 気象を伝える 気象キャスター体験ができ、気象情報を可視化・具体化することで伝える側の難しさや楽しさも体感できます。
5.
第4章: 身体で気象をとらえ、気象情報を活かそう 身体感覚を通じて、気象が生活に与える影響を理解し、それを活かす方法を工夫します。
6.
エピローグ: 未来の天気予報を考えよう 参加者自身が未来の天気予報について考え、アイデアを共有するインタラクティブな展示も用意します。
特別イベントのラインナップ
企画展に合わせて、以下のような関連イベントも実施されます。特に注目すべきは、気象庁気象研究所の雲研究者である荒木健太郎氏による特別講演や、気象キャスター南利幸氏のトークセッションです。
- - 多彩なワークショップ: 「みんなが描いた絵を空にうかべよう!」など、参加型のイベントで空に親しむ機会が提供されます。
- - オリジナルプラネタリウム番組: 「モクリン&クモッチ」をナビゲーターとしたプラネタリウム番組が上映され、天気予報の秘密に迫ります。
この夏、港区立みなと科学館でのこの貴重な企画展にぜひお越しください。気象の楽しさと重要性を学び合う素晴らしい体験があなたを待っています!