株式会社PredictionがシリーズAラウンドでの資金調達を発表
株式会社Predictionは、2023年にシリーズAラウンドで三菱HCキャピタルを新規出資者として迎え入れるとともに、IDATEN Venturesや出向起業スピンアウトキャピタルといった既存の投資家からも支持を得て資金調達を実施しました。この資金調達により、オフィスサイネージメディアの拡大、人材採用、そしてマーケティングを強化し、オフライン広告の新たなメディア形態を構築していく方針です。
オフィスのメディア化が進む背景
予測されるデジタルサイネージ広告市場は2027年には約1,400億円に達する見込みで、市場は急速に成長を続けています。特に、日本のオフィス向け複合機産業はグローバルシェアの8割以上を占めており、BtoBインフラの中でも重要な位置を占めています。また、新型コロナウイルスの影響を受けて、企業はハイブリッドワークから出社へと移行しつつあります。このような変化に伴い、オフィス空間に新たなメディア価値が生まれつつあります。
Predictionのユニークな取り組み
Predictionは、主に二つの事業を展開しています。一つは、企業のオフィスに設置されるサイネージメディア「オフィスビジョン®️」ですが、これは首都圏の大手企業に1,400台以上を設置し、月間で175万人のビジネスパーソンにリーチしています。
オフィスビジョン®️の特長
「オフィスビジョン®️」は、企業内で勤務しているビジネスパーソンに向けて、勤務中に文脈に合った広告接触を実現します。これにより、広告主は平均所得が高いビジネス層をターゲットにした効果的な宣伝を行うことができます。
公式サイトはこちら:
オフィスビジョン
もう一つの事業は「複合機.jp」で、こちらは新品の複合機にサイネージを搭載し、業界最安保証を持つ独自のモデルを提供しています。これにより、導入企業はコスト削減とメディア枠の活用を同時に実現できます。
公式サイトはこちら:
複合機.jp
今後の展望と重点施策
この度の資金調達によって、Predictionは以下の施策を進めていきます。
- - 人材採用の強化(営業・メディア企画・開発)
- - オフィスビジョンの設置拠点を増設
- - 広告代理店との連携を強化したマーケティング活動
さらに、特許取得済みの効果測定技術を活用し、サイネージの高度化や広告代理店ネットワークの充実を図り、「複合機.jp」の販売パートナーも拡大することで、オフィス空間をメディアとして活用した新たな広告エコシステムの構築を進めていきます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Prediction
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階
- - 設立: 2022年5月
- - 代表者: 大木 健一朗
- - 事業内容: オフィスサイネージ広告、複合機付きメディアの企画・販売
- - 公式サイト: Prediction
このように、株式会社Predictionはオフィス空間における新しいメディアの形を追求し、ビジネス界に革新をもたらすことを目指しています。