善通寺商工会議所がX-point Cloudによる業務改善を実現
香川県善通寺市に位置する善通寺商工会議所は、近年急速に進化するデジタル環境において、業務のデジタル化による効率化を目指しています。その一環として、ワークフローシステムを手掛ける株式会社エイトレッドが提供する「X-point Cloud」の導入を決定しました。これにより、従来のアナログな申請手続きが一新され、業務における多くの課題が解消されることとなりました。
導入の背景
善通寺商工会議所は、業務のアナログ的な運用から脱却するために以下の3つの課題を抱えていました。
1.
申請書の承認が遅い: 紙による申請書の承認が約1週間を要しており、迅速な意思決定が妨げられていました。
2.
リソースの無駄遣い: 紙の申請書を処理することに多くの労力が費やされ、他の重要な業務に支障をきたしていました。
3.
地域のデジタル化の推進: 地域社会全体のデジタル化を推進するためには、商工会議所自らがDXを進める必要がありました。
これらの課題を克服するために、「X-point Cloud」が選ばれました。
X-point Cloudの選定理由
エイトレッドとのトライアル期間に、オンラインヒアリングや手厚いサポート体制が非常に評価され、選定のポイントとなりました。また、X-point Cloudは従来の紙の帳票レイアウトをデジタル画面上で再現できるため、導入後の混乱を未然に防ぐことが可能でした。それに加えて、申請書や承認経路のカスタマイズが容易であることも選定の大きな要因となりました。
導入後の効果
X-point Cloudの導入後、善通寺商工会議所では業務のデジタル化が迅速に進みました。特に、紙で運用されていた伺い書がデジタルフォームに移行し、職員からは「使いやすい」「わかりやすい」といった高評価が相次ぎました。これにより、申請業務の承認期間は平均2日まで短縮され、紙の文書の取り扱いにかかっていたリソースが大幅に軽減されました。実際、月の業務時間で約100分の削減が実現されたのです。
また、X-point Cloudの導入によって商工会議所内の業務改善に対する意識も高まりました。無駄な作業の見直しが行われ、業務改善のマインドが根付いてきているのです。これは商工会議所が地域のDXを推進する中でも、重要な財産となるでしょう。
クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」とは
「X-point Cloud」は、使いやすさと直感的な操作感を追求したクラウド型ワークフローです。これにより、ペーパーレス化とデータベース化を同時に実現し、申請業務を効率的に管理できます。ノーコードで使用できるため、誰でも簡単に運用が可能です。また、多彩な連携機能や便利な検索・集計機能により、ビジネスのスピードアップが図れます。
善通寺商工会議所について
善通寺商工会議所は、1960年に設立され香川県中部地域で事業者向けに多岐にわたる支援をしています。金融や税務、労務などのサポートに加え、地域DXの拠点としてセミナーやメディアを活用した情報発信を積極的に行っています。このような取り組みを通じ、地域社会全体の発展に寄与しています。