対面販売を行う肉の専門店「ニュー・クイック」が、顧客集客強化に向けた新たな取り組みとして、株式会社アイリッジが提供するLINEのミニアプリ「Kit-Curu」を導入しました。この新しい取り組みは、2024年11月5日から提供され、「ニュー・クイック スタンプラリー」という名称で公開されます。
導入の狙いと背景
ニュー・クイックでは、これまでLINE公式アカウントを通じてセールやイベントの情報発信、クーポン配信を行ってきましたが、既存のスタンプカード機能では1つの店舗しか登録できないという制約があり、複数店舗での展開が難しい状況でした。そこで、ニーズに応じたソリューションとして「Kit-Curu」の導入が決定され、これにより各店舗のスタンプカードを統一的に運用することが可能となります。これにより、LINE友だちの増加や来店頻度の向上、さらには得られたデータを基にしたマーケティング施策の最適化を狙っています。
「ニュー・クイック スタンプラリー」の特徴
「ニュー・クイック スタンプラリー」は、11月8日から11月11日にかけて実施される51周年創業祭イベントに合わせてローンチされます。このアプリでは、来店するごとにスタンプを貯めるシステムが導入されており、QRコードをスキャンすることで使用を開始できます。また、初期リリースではスタンプカードとクーポンが提供され、今後は友達招待機能や限定クーポン、抽選キャンペーンなども追加される予定です。
Kit-Curuとは?
「Kit-Curu」は、企業が独自のポイントシステムを持っていなくても利用できるCRM(顧客関係管理)ツールです。このミニアプリは、月額5万円から利用可能で、ポイントやクーポン、会員登録機能、友達紹介機能を搭載し、店舗の集客に貢献します。特定顧客向けのクーポンや、期間、枚数限定のクーポンも発行可能。さらに、直感的に使える管理画面が提供されており、特にマーケティングの専門知識を持たなくても、誰でも簡単に運用ができます。
高い信頼性を誇るシステム
「Kit-Curu」では、AWS(Amazon Web Services)を基盤にしており、高い可用性や安定性を確保しています。エラー検知も行いやすく、運用面での安心感があります。40余りの店舗を持つニュー・クイックにおいて、このような革新的な取り組みを行うことで、集客力が一層強化されることが期待されています。
アイリッジのビジョン
株式会社アイリッジは、アプリビジネス支援やビジネスプロデュース支援を行っており、幅広い領域でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進しています。特に、OMO(Online Merges with Offline)アプリの領域での実績は国内トップクラス。これからも、企業とユーザーの橋渡しとなるような施策を展開し、より優れた顧客体験を提供することを目指しています。