TMJ、保険業界向け新サービスを発表
株式会社TMJ(本社:東京都新宿区)は、2025年10月から保険業界向けの新しいサービス「保険センター立上・運営サポートサービス」を開始すると発表しました。このサービスは、TMJの持つBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスの知見を活用し、保険代理店が求めるセンター立ち上げとその運営を一貫してサポートするものです。
サービス開始の背景
近年、保険業界では法改正や顧客ニーズの変化に対応するため、運営体制の見直しが求められています。特に、2025年に施行される保険業法の改正では、保険代理店には「法令等遵守責任者」や「統括責任者」の設置が義務付けられ、苦情対応の体制も重要視されています。このため、大規模な乗合代理店や兼業代理店では、法令遵守や業務の質の確保に向けた負担が増大しています。
TMJはこうした業界の課題を踏まえ、内部における運営ノウハウとDX(デジタルトランスフォーメーション)の知識を組み合わせた新たな支援サービスを開発しました。
新サービスの概要と特長
「保険センター立上・運営サポートサービス」は、保険代理店が必要な業務プロセスの見直しや体制整備を助けるもので、その支援はセンターの設計から実運用までを伴走型で行います。具体的には、以下の特長があります。
業界特化型の支援
保険業界特有の要件に基づいた設計を行うことで、複数の保険会社や商品に対応できる柔軟な運営が実現します。
最新技術の活用
生成AIやデジタル技術を活用することで、業務品質の向上と運営コストの低減を両立し、24時間365日対応の体制を構築します。
コスト効率の追求
TMJの既存拠点を活用した委託運営により、コストを抑えつつ、質の高い人材やノウハウを提供します。
豊富な経験とナレッジ
多様な業務の立ち上げ経験を持つTMJが、標準化された運営フローを通じて専門的なサポートを行います。
このサービスにより、保険業界の運営体制の高度化が図られ、業界全体の顧客体験(CX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に寄与することを目指しています。
未来の展望
TMJは、保険業界が直面するさまざまな課題の解決に向けたサービス開発を継続し、業界全体の活性化に貢献する意向です。そのため、総合BPOベンダーとしての強みを生かした「自立した運営体制の構築」を支援し、業務効率化と顧客体験向上を同時に実現することが期待されています。
TMJについて
TMJは1992年に設立され、現在はセコムグループの一員として、多様なクライアント企業に対してコールセンターの設計・運営から人材育成に至るまでのサービスを提供しています。長年の業務運営の実績を生かし、保険業界の効率化に寄与することが不可欠な時代となっています。
詳細は
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