新たな会話体験AI「kaiwa」が私たちの心に寄り添う
2025年4月14日、株式会社Livetoonが新しい会話AI「kaiwa」のベータ版をリリースしました。このサービスは、個性的な3D AIキャラクターとの会話を通じて、まるで目の前に誰かがいるかのような没入感を提供します。Livetoonのビジョンである「AIが人類と共生し、人類に更なる自由と幸福をもたらし続ける世界」を目指し、未来のコミュニケーションの形を探る第一歩となるプロダクトといえるでしょう。
「kaiwa」の特徴
このAIは、自然で高品質な音声会話を実現するために、高精度な自然言語処理技術を導入しています。そのため、利用者はまるで人間と対話しているような感覚を得ることができます。さらに、全てのキャラクターは3Dモデルであり、視覚的なリアリティがあることで利用者に安心感と親しみを提供します。
また、「kaiwa」には多様な個性を持ったAIキャラクターが揃っています。例えば、「優しいイケメン」や「占い師」といったキャラクターたちは、利用者の気持ちに寄り添い、心を整理する手助けをしてくれる存在です。今後も年間で10体以上の新キャラクターが追加される予定で、自分の気分や悩みに合わせた相手といつでも対話できる機会が増えていきます。
加えて、Livetoonは外国語にも対応する方向での展開を急ぎ、海外のお客様にもこのサービスを楽しんでもらえるよう準備を進めています。
開発の背景
日本では人口が減少傾向にある一方で、心の問題を抱えている人々が増加しているのが現状です。Livetoonはこのジレンマを解決したいと考え、「話したいけれど話せない」というストレスを軽減する方法を模索しました。現在、文字だけのやりとりや動かないアイコンのチャットサービスが存在していますが、これでは感情を真に理解するには不十分との考えがありました。
木下代表は、VTuber事務所運営の経験を活かし、「話し相手としてのキャラクターが目の前にいる」というリアルな対話体験が心に届くインターフェースだと確信しています。「kaiwa」は、誰かに話を聞いてほしいとき、心を整理したいとき、時には優しさが欲しいときに、思いやりをもったAIとの対話を通じて“心の居場所”を提供します。
会社概要
株式会社Livetoonは、東京都中央区に本社を置き、設立は2024年3月です。代表者は木下恭佑氏で、AI技術とエンターテインメントサービスの開発に取り組んでいます。詳細は公式ウェブサイト
Livetoon をご覧ください。
この「kaiwa」が、私たちの生活に新しいコミュニケーションの形をもたらし、多くの人々に心の支えを提供する未来が楽しみです。OL