自分らしい生活を！「認知症世界の歩き方」ケアパスが提供開始

認知症世界の歩き方 for 認知症ケアパスが新登場

2025年5月27日から、特定非営利活動法人イシュープラスデザインが開発した『認知症世界の歩き方 for 認知症ケアパス（大和市版）』が提供されることになりました。この取り組みは、神奈川県大和市との協力のもとに進められ、認知症と共に生活する人々に向けて特化した支援を実現するものです。

認知症と向き合う新しい提案

『認知症世界の歩き方 for 認知症ケアパス』は、認知症を経験した先輩旅人たちの視点を取り入れ、より幸せに生活するための「人」「場所」「制度」といった情報を集約しています。この冊子は、認知症の当事者に寄り添った実践的なケアパスとして活用されることを目指しています。

具体的には、地域の支援体制や生活に役立つ情報を通じて、認知症を抱える方々が自身のペースで自立した生活を維持する助けとなる内容が盛り込まれています。これにより、地域の認知症支援の取り組みを強化し、さらなる活用が期待されています。

オンラインイベントの開催

リリースを記念して、オンラインイベントも企画されています。イベントには大和市の関係者をゲストに迎え、冊子制作の背景や地域での具体的な取り組みについて語っていただく予定です。参加者には、個別相談の機会も設けられており、興味のある方々が直接質問する機会が提供されます。

イベント詳細

- 名称: 「認知症世界の歩き方 for 認知症ケアパス」キックオフイベント
- 日時: 2025年5月27日（火）19:00～20:00
- 場所: オンライン（アーカイブ視聴参加も可能）
- 参加費: 無料
- 申込リンク: こちらをクリック

社会課題に挑むプロジェクト

イシュープラスデザインは「社会の課題に、市民の創造力を。」をテーマに、2008年よりさまざまなソーシャルデザインプロジェクトを展開しています。この団体は、市民、行政、企業が共に参加して地域や社会が抱える課題を解決する取り組みを行い、これまでに多くのプロジェクトを成功させてきました。具体的には、東日本大震災後の支援活動や育児を支える親子健康手帳など、幅広い分野でのアプローチを通じて地域の発展を目指しています。

未来への第一歩

認知症を抱える方々が、安心して自分らしい生活を続けられるようにするための『認知症世界の歩き方 for 認知症ケアパス』は、社会全体の理解を深め、真の意味での支援を実現するための大きな一歩となることでしょう。
皆様のご参加が、この新たな取り組みの広がりに繋がることを期待しています。興味を持たれた方は、ぜひオンラインイベントにお申し込みください。