親子で学ぶ金融経済教育イベント「はじめてのお金のまなび」
2023年、レオス・キャピタルワークス株式会社と金融経済教育推進機構(J-FLEC)が協力し、未就学児向けの金融教育イベントを初めて実施しました。このイベントでは、親子で楽しみながらお金の基本や大切さを学ぶことができる貴重な機会を提供しました。
イベントのテーマは「はじめてのお金のまなび」。参加者は、オリジナルの絵本『かえた かえた』と『ありがとうをつたえたら』を通じて、お金の価値や交換の概念に触れました。特に、絵本の中で貝殻をお金に見立て、その貝殻を使って様々な体験ができることが、子どもたちにとって新鮮で楽しい学びとなりました。
読み聞かせから始まる体験型ワークショップ
イベントは、参加者への読み聞かせからスタートしました。「お金の使い方には意思が込められること」や「価値の交換」「感謝の一言が社会を元気にする」というテーマが、この体験を通じて子どもたちに伝えられました。
読み聞かせの後は、実際に配布された貝殻を用いて、参加者はお金の使い方について考える時間を持ちました。貝殻を使ってゲームに参加し、楽しみながら貝殻を増やす体験は、金融教育への興味を引き出すきっかけとなりました。
このように、遊びの中で学びを促進する工夫がされており、教育的な要素も十分に盛り込まれていました。
感謝の気持ちを育む体験
特に重視されたのが「ありがとう」の言葉を使うことです。貝殻の交換や体験を通じて、「ありがとう」を意識的に口にすることで、日常生活においても感謝やコミュニケーションの大切さを感じてもらえるように配慮されています。子どもたちがこのような体験を通じて、心の豊かさを育むことが期待されています。
今後の展望
J-FLECでは、2025年3月より「かいがら書店」というプロジェクトを開始し、より多くの子どもたちにお金を考えるきっかけを提供することを目指しています。この取り組みは、未就学児から小学生を対象としており、絵本を通じて金融教育を広めることを企図しています。
レオス・キャピタルワークスは、引き続き多世代に向けた金融教育の活動を推進し、子どもたちから大人まで楽しく学びながら、“ワクワク感”を提供していくことで、金融包摂の実現を目指しています。お金に関する知識や理解を深めることは、今後の社会で生きていくための重要な力となるでしょう。
公式サイトと関連リンク
このような取り組みが今後も続けられ、より多くの子どもたちが金融の知識を身につけ、感謝の心を育むことを期待しております。