タクシー業界の未来を切り拓く『GO Reserve / GO Crew』が始動

タクシー業界の未来を切り拓く『GO Reserve / GO Crew』始動

2025年2月5日、ミツワ交通株式会社とGO株式会社が新たな取り組み『GO Reserve / GO Crew』を始動します。このプログラムは、乗務員不足の解消と業界の供給力向上を目指しており、特に未経験者でも参加しやすい形での働き方を提供しています。

新たなタクシーの形を提案

タクシー業界は近年、乗務員不足という深刻な問題に直面しています。この状況を打開すべく、GO株式会社は2023年からタクシー事業者と連携し、『GO Reserve / GO Crew』を立ち上げました。これにより、行き先指定済みのキャッシュレス注文を可能にし、運転者にとっての業務の難易度を下げます。

ドライブレコーダーを全車両に設置することで、安全性を向上させつつ、未経験者が安心して勤務できる環境を整えています。すでに、11都道府県で約150台のタクシーがこのシステムを導入しており、ミツワ交通でも3台8名からの稼働を開始する運びとなりました。

ミツワ交通の思い

ミツワ交通の代表取締役、藤本喜章氏は、「当社は東京墨田区に創業して以来74年、お客様と共に成長してまいりました。昨今のタクシー業界は乗務員不足の問題を抱えており、今回の取り組みによって、多様な働き方を提供することが求められています」と述べています。加えて、「流し営業とは異なり、アプリからの受注が主な業務となるため、新たなスタッフが加わりやすくなる」と強調しています。

拡大する展開

現在、『GO Reserve / GO Crew』の導入は全国の11都道府県51社にまで広がっており、より多くのタクシー事業者がこの取り組みに参加しています。さらに、GO株式会社は求人サイト『GOジョブ』を通じて全国のタクシー事業者への人材紹介も進行させており、ラストワンマイルの供給力向上に寄与しています。

また、タクシーアプリ『GO』の強力な機能により、ユーザーは今すぐ呼ぶことができるほか、事前確定運賃での予約やAIによる予約、お支払いには様々な決済手段も利用可能です。

未来を見据えたプロジェクト

藤本氏は、今回の取り組みが「女性や若年層が活躍できる職場環境を創出し、移動の質を高めることで、地域経済にも貢献していく」という明確な目標を持って進められていることを強調しています。タクシー業界の変革は、業務の効率化だけでなく、地域社会にも良い影響をもたらすことが期待されています。

最後に、GO株式会社は「移動で人を幸せに。」というミッションのもと、協働パートナーとの共創力とテクノロジーを駆使して社会課題の解決を目指しています。未来のタクシー業界を支える他社と共に、『GO Reserve / GO Crew』の成功を通じて新たな働き方と地域への貢献を続けていきたいと考えています。