社員の睡眠改善
2024-07-23 13:45:14

セゾンテクノロジー、スリープテック導入で社員の睡眠改善に取り組む

セゾンテクノロジー、社員の睡眠改善に新しい試み



株式会社セゾンテクノロジーは、東京都港区に本社を置く企業で、最近、社員の心身の健康を向上させるための新たな施策を導入しました。具体的には、脳波計測デバイス「InSomnograf(インソムノグラフ)」とAI技術を活用した睡眠検査を試験的に開始しました。この取組みは、社員が抱える睡眠の問題を解決し、働く環境をより良くすることを目的としています。

健康の基盤としての睡眠



睡眠の質が心身の健康に与える影響は広く知られており、厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でもその重要性が指摘されています。適正な睡眠時間を確保することは、すべての国民が取り組むべき課題とされ、日本が先進国の中で睡眠時間が最も短い国であることがOECDの調査でも明らかになっています。

セゾンテクノロジーは、このような問題に対処し、スリープテックを活用して社員の健康を改善するための取り組みをスタートしました。「InSomnograf」は、株式会社S'UIMINが提供するもので、社員は自宅などで通常の寝室環境を維持しながら、睡眠中の脳波を計測できます。このデバイスはAIによる解析を行い、約20種類の睡眠指標を一晩ごとに生成します。これにより、社員は5日間の検査結果に基づく専門家からの最終報告書を受け取ることが可能です。

専門医の受診支援



睡眠検査の結果が一定の基準に満たない場合、セゾンテクノロジーは専門医療機関の受診費用の一部を負担し、社員の睡眠改善を後押しします。この取り組みは、まず40歳以上の管理職を対象に実施され、今後は対象を広げていく意向です。これは、管理職が健全な睡眠を確保することで、組織全体のパフォーマンスを向上させることを目指しています。

セゾンテクノロジーの思い



セゾンテクノロジーの代表取締役社長、葉山誠氏は「社員の健康を守ることが、企業の基盤となる」と語ります。彼は、スリープテックを活用することで無自覚だった健康リスク、特に睡眠時無呼吸症候群を早期に発見し、適切な治療を促すことができるとの期待を寄せています。また、従来の健康診断だけでなく、新たな睡眠検査の実施によって、社員の健康管理をより包括的に行っていく考えです。

未来を見据えた取り組み



さらにS'UIMINの代表取締役社長、柳沢正史氏も働く世代の多くが睡眠に悩んでいる現状を踏まえ「睡眠が仕事のパフォーマンスに与える影響は無視できない」と指摘しています。科学に基づいた可視化サービスを導入することで、社員の健康を支えることが企業の経営安定や業績向上につながると強調しています。

セゾンテクノロジーは、「世界中のデータをつなぎ、データを活用できる社会を作る」というビジョンのもと、安全で安心なデータ連携サービスを展開しています。そして、今後も健康や労働環境の向上に取り組む姿勢を明示しています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社セゾンテクノロジー
住所
東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR 19F
電話番号
03-6370-2000

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。