革新する建設業界
2018-03-01 13:00:54

建設業界の新たな時代を拓く「LANDLOG」オープンIoTプラットフォームの全貌

建設業界の革新「LANDLOG」



近年、日本の建設業界は深刻な労働力不足に直面しています。そのため、業界全体がICT技術の導入に積極的に取り組んでおり、特にドローンによる3D測量やICT建機が注目されています。しかし、現場でのデータは利用する事業者ごとに管理されることが多く、建設プロセスの生産性向上に向けた全体的なアプローチが不足していました。そこで登場したのが「LANDLOG」という名のオープンIoTプラットフォームです。

LANDLOGの基本機能と特徴



「LANDLOG」は、建設生産プロセスに関わる様々なデータを一元的に集積・管理することを目的としています。地形情報、建設機械の状態、資材の管理、さらには車両の運行データまでも貯蔵し、これをもとに効率的な施工を支援します。アプリケーション開発プロバイダが「LANDLOG」上で提供される基本機能や情報を活用することで、多様なソリューションを開発し、実際の施工現場に提供することが可能となります。

未来に向けた新たなサービス展開



「LANDLOG」では、今後、天気情報の提供やMicrosoft Azureのインスタンス提供も計画されています。これにより、さらに多様なデータを元にした高付加価値のサービスが提供可能となります。特に、アプリケーション開発に関しては開発者登録を行えば誰でも参加できるため、業界全体での技術革新が期待されています。

先行パートナー企業との協力



すでに、いくつかの先行パートナー企業と共同で新しいソリューションを開発中です。その一つとして、Atos株式会社が手掛ける建設現場向けスマートグラス「G-eye」や、コマツが展開する「SMART CONSTRUCTION」などがあります。これらの技術が実際の建設現場でどのように活用されるのか、非常に楽しみです。

LANDLOG Partner制度の利点



さらに「LANDLOG」では、パートナー制度「LANDLOG Partner」が設けられており、これに加入することでビジネスマッチングやマーケティング支援、技術サポートを受けることができるメリットがあります。特に、最近のIoTやEdgeデバイスに関連した技術を利用する機会が増えており、パートナー企業にとっては大きなチャンスとなっています。

説明会の開催



「LANDLOG Partner」に興味がある方のために説明会も実施されます。2018年3月19日(月)にグローバルビジネスハブ東京で行われ、参加希望者は事前に申し込みが必要です。このようなイベントを通じて、業界内での交流や知識の共有が進むことが期待されています。

LANDLOG社のビジョン



今後も株式会社ランドログは、建設業界の課題解決に向けた取り組みを継続し、安全で生産性の高い未来の建設現場を構築するために貢献することを目指しています。これからの建設業界では、技術革新が鍵となるでしょう。「LANDLOG」がその先駆けとなることに期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社ランドログ
住所
東京都港区芝大門二丁目11番8号住友不動産芝大門二丁目ビル12F
電話番号
03-3578-7757

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。