環境保全と阪急
2024-07-29 17:27:12

阪急交通社が推進する環境保全活動とその意義

阪急交通社が推進する環境保全活動とその意義



株式会社阪急交通社は、持続可能な社会の実現に向けて環境保全活動を活発に行っています。特に注目すべきは、世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に位置する高野参詣道女人道の道普請です。この道の修繕保全活動は、雨量が多い地域性や自然災害の影響を受けやすい参詣道を保護する試みでもあります。

この活動は2014年にスタートし、2024年の活動再開を迎えるまで、悪天候やコロナウイルスの影響によって一時は延期となりました。しかし、登録20周年を迎える今年、阪急交通社の従業員たちは活動を再開し、貴重な文化的遺産を未来に残すため、道普請に取り組むことができました。

紀伊山地の霊場と参詣道は、信仰の道として世界遺産に登録されています。総面積は約500ヘクタール、総距離は約350キロメートルにも及び、そのほとんどが狭く急勾配の山道です。このため、普段からの保全が非常に重要です。特に、毎年降る大量の雨により道が浸食されやすく、トラブルが頻発する地域です。

高野参詣道は、熊野古道と並ぶ紀伊半島の観光資源です。当社では、お客様が参加できる添乗員フォローのツアーや、地元の語り部と共に歩く信仰の旅を提供し、地域の文化を広めています。これにより、多くのお客様がこの「信仰の道」に触れる機会を得ています。

道普請は今回で6回目を迎えました。高野山の関係者から道普請の重要性についての説明を受けた後、阪急交通社の従業員33名は、浸食の進行した高野参詣道に対し、約1トンの土を使用して修復作業を行いました。作業後は地元の案内人と共に奥之院を訪れ、弘法大事の御廟を参拝しながら、その歴史や文化を深く理解する機会を得ました。

阪急交通社では、地域の自然環境だけでなく、文化や歴史を保護することが私たちの使命だと考えています。このような活動を通じて、より多くの人々に環境保全の重要性を伝え、理解を得ることが大切です。これからも持続可能性に配慮した活動を続け、未来の世代に素晴らしい自然と文化を引き継いでいく所存です。サステナビリティに向けた取り組みは、今後もますます重要性を増していくことでしょう。

さらに詳しい情報は、阪急交通社の公式ウェブサイトでも確認できます。環境保全活動を通じて、地域に根差した貢献を続けていきます。

参考リンク




画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社 阪急交通社
住所
大阪府大阪市北区梅田2丁目5-25 ハービスOSAKA
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。