医療の質向上へ
2020-12-23 11:00:06

最新技術で医療の質向上を目指す、セコムの電子カルテシステムの活用法

最新技術で医療の質向上を目指す



クラウド型電子カルテの普及が進む中、特にクリニックや中小規模病院での導入が加速しています。これに伴い、医療現場では「UpToDate」という臨床意思決定支援リソースが注目されています。セコムが提供する「セコム・ユビキタス電子カルテ」では、このUpToDateがオプションサービスとして採用され、医療従事者にとっての利便性が大きく向上しています。

クラウド型電子カルテのメリットと課題



近年、医療機関は初期投資や運用コスト削減を目的に、クラウド型電子カルテを導入する傾向にあります。しかし、既存のシステムからの移行には一定の費用がかかり、そのため早期投資回収が求められています。医療の質や臨床効率を改善するために、単なるシステム導入だけでは限界があるのが現実です。情報の質がますます重要視される中、最新のエビデンスに基づく医療情報は、どの規模の施設でも求められています。

UpToDateの活用法



「セコム・ユビキタス電子カルテ」は、豊富な機能を備えたクラウド型電子カルテです。このシステムを利用する医療機関では、電子カルテ内から直接UpToDateを検索し、診療に役立つ情報をすぐに確認することができます。医療現場では、診察中に医師が患者様と共にUpToDateを参照し、エビデンスに基づく情報をもとにコミュニケーションを図ることが可能です。診療情報を電子カルテに集約することで、医療の質向上やケアの一貫性の確保にも寄与します。

医療法人北海道家庭医療学センターの副理事長、山田康介医師は「UpToDateは、診察時に患者様と疑問を解決するための重要なツールです。今の時代、患者様と直接情報を共有しながら進める診察が求められています」と語ります。電子カルテを介して迅速に情報にアクセスできる環境が、より良い医療の実現に貢献しています。

経営向上への一助



また、ウォルターズ・クルワー・ヘルスの藤堂正憲氏は「UsToDateの追加によって、中小規模医療機関でのEBM(Evidence-Based Medicine)実践をさらに強力に支援できるようになりました。病院経営の質とアウトカム向上に向け、引き続きお手伝いしていく」と強調しました。

まとめ



「セコム・ユビキタス電子カルテ」と「UpToDate」の組み合わせは、医療の現場に新たな風を吹き込むものです。医師と患者が共に情報にアクセスし、共同で臨床意思決定を行う時代が到来しつつあります。これにより、医療の質の向上と業務効率化が図られ、より良い医療サービスの提供が期待されます。今後もこの流れがどのように進展していくのか、注視していきたいところです。

詳しい情報は、ウォルターズ・クルワーの公式サイトや公式SNSをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社ウォルターズ・クルワー・ヘルス・ジャパン
住所
東京都港区三田1-3-31フォーキャスト三田5F
電話番号
03-5427-1930

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