中国人観光客向けに西日本の旅行計画をAI提案する「tabiwa」開始

西日本旅行の新たなガイド「西日本旅游攻略 tabiwa」

2024年10月、株式会社ギックスが提供するAIエンジンを用いて、「西日本旅游攻略 tabiwa」という新しい観光サービスが開始される予定です。このサービスは、訪日中国人観光客をターゲットにしており、日本を訪れる中国の方々に向けた便利な旅行計画をAIが提案します。

1. サービスの概要

「西日本旅游攻略 tabiwa」は、中国が日常的に使用している「Wechat」に組み込まれたミニプログラムです。このプログラムを通じて、旅行者は自分の好みに合わせた旅行プランを簡単に作成することができます。特に注目されるのが、AI機能の活用です。ユーザーが設定できる条件には、発着地や訪れたいテーマ、さらにはかけられる時間などがあり、ユーザーの趣味嗜好に基づいた旅行計画が提案されます。これは、利用者にとって非常にパーソナルで、充実した旅の計画を可能にします。

2. 利用できる特典

さらに、このアプリにはクーポン機能も搭載されています。JR西日本グループの施設や店舗で利用できるお得なクーポンを提供し、観光をよりお得に楽しむことができます。これにより、訪日観光客は旅行費用を抑えつつ、充実した時間を過ごすことができるでしょう。

3. 開発の背景

また、株式会社ギックスとJR西日本は、2018年から資本業務提携を結んでいます。その結果、2021年にはJR西日本が提供する移動生活ナビアプリ「WESTER」や、2024年に導入予定の観光ナビ「tabiwa by WESTER」に、当社が提供する商業施設及び観光事業向けキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が導入されます。このような長い協力関係のもとで、「西日本旅游攻略 tabiwa」への技術協力が実現しました。

4. マイグルとその役割

「マイグル」は2019年に開始されたデジタルスタンプラリー形式のキャンペーン運営プラットフォームです。これにより、商業施設の利用促進や観光名所の周遊が図られています。特に、オフラインの店舗での利用促進が行えるため、従来のマーケティング手法では得られない貴重なデータの取得と分析が可能です。これにより、効果的なプロモーション施策のPDCAサイクルを実現します。

まとめ

株式会社ギックスが提供する「西日本旅游攻略 tabiwa」は、訪日中国人観光客に向けた新しい形の旅行支援サービスです。AIを駆使して旅行者の要望に応え、様々な特典で充実した旅行体験を提供するこのサービスは、2024年の開始が待たれるところです。西日本の観光地の魅力を余すところなく伝え、訪れる人々の旅をより印象深いものにすることでしょう。