日本酒400点の魅力
2025-07-16 11:19:51

東京・池袋で日本酒400点を楽しむ「公開きき酒会」の魅力とは

日本酒の新たな楽しみを体感する「公開きき酒会」



令和6酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒を楽しむ『公開きき酒会』が7月12日、東京池袋のサンシャインシティで大盛況に開催されました。約1,600の日本酒メーカーを有する日本酒造組合中央会が主催し、今回のイベントではユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」を記念する特別な回となりました。多くの日本酒ファンが集まる中、400点もの入賞酒が披露され、その多様な味わいや香りを楽しむ機会が提供されました。

来場者の声が反響を呼ぶ!



イベント当日は、1,221名の参加者がチケットを手にして来場しました。参加者の中には、日本酒愛好者や大学生、外国人旅行者も多く見られました。例えば、イギリスから来た女性は「日本酒を愛しているが、こんなに多くの種類を飲む機会は少ない。素晴らしい体験だ」と話しました。また、埼玉県から来た20代男性も「初めて参加したが、入賞酒を比べて飲むことができる特別感があった」と満足の声を寄せました。若い世代が日本酒を楽しむ姿が見受けられ、今後の展開が期待されます。

自分好みの味を探す「はじめてのきき酒コーナー」



会場内では「はじめてのきき酒コーナー」が大人気でした。このエリアでは、参加者が4つの異なる日本酒のタイプを試し、自分の好みの味と香りを見つけることができました。そして、専門家が作成した評価シートを使った味や香りの比較体験にも多くの人が参加し、大好評でした。リトアニアから訪れた男性は「日本酒は複雑さが魅力だ」とコメントし、参加者たちは居酒屋で飲むのとは異なる新たな楽しみ方を発見することができたようです。

本格的なセミナーで日本酒の奥深さを知る



この日のイベントでは、日本酒についての様々な情報や知識も提供されました。『伝統的酒造り』をテーマにした一般向けセミナーが同時開催され、6つの講座が実施されました。酒造りの歴史や麹菌の性質、和菓子とのペアリングなど、多彩な内容を通じて日本酒の魅力を深く学ぶことができたのです。参加者からは「普段聞けない話が聞けて良かった」「日本舞踊と酒造りの共通点があった」との声も寄せられました。

技術を支えるパネル展示と研究紹介コーナー



また、会場内には「伝統的酒造り」に関するパネル展示があり、酒造技術や日本酒グッズのコーナーも設置されました。酒類総合研究所の職員が常駐し、研究成果を分かりやすく解説するコーナーも訪問者の注目を集めました。日本酒の裏側を知る貴重な機会となり、参加者たちは興味深く展示を楽しんでいました。

日本酒の未来と次回に向けて



日本酒造組合中央会の副会長、小西新右衛門氏は「公開きき酒会では、プロにとって良質な酒を確認する場であり、一般の方々には新たな発見を提供する場でもある」と語ります。参加者が毎年の進化を感じ、日本酒に対する理解を深めることができるイベントであることが強調されました。今後も国内外に向けて日本酒の魅力を発信していくことが期待されます。

このように、『令和6酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会』は、日本酒の多様な楽しみ方と新たな出会いを生み出す貴重な場となりました。次回の開催も期待されます。


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会社情報

会社名
日本酒造組合中央会
住所
東京都港区西新橋1丁目6番15号日本酒造虎ノ門ビル
電話番号
03-3501-0101

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