新たなスポーツの形
2018-05-23 07:00:03

新たなスポーツ界の形!電子トレカサービス「whooop!」がスタート

近年、スポーツファンとチームとの関係性を深めるための新しい試みが各所で行われています。その中でも、特に注目を集めているのが、東大発のベンチャー企業「ventus」が開発した電子トレーディングカードサービス「whooop!」です。このサービスは、プロスポーツチームやアスリートがオンライン上でトレーディングカードを発行し、ファンがそれを購入してコレクションできるプラットフォームとなっています。

「whooop!」の大きな魅力は、単にカードを集めることにとどまらず、ファンが積極的に応援しながら特典を得られる仕組みが整えられている点です。ファンはカードを購入することで、応援しているチームを直接支援することができます。そして、各カードのコレクションを通じて得られる特別な特典や、「ファンランキング」機能によって、自分のファンレベルを他のファンと競い合う楽しみも提供されています。

この新しいモデルは、日本のスポーツ市場の背景とも密接に関連しています。2020年東京五輪の開催を控え、多くのプロスポーツクラブやアスリートは、従来の収入源であるチケット代やスポンサー料、放映権料に依存しているのが現状です。また、クラウドファンディングなどの新たな資金調達手段も浸透しつつありますが、単発的なプロジェクトになることが多く、持続可能な収入源の確保が難しいのが課題です。

そこでventusは、「whooop!」という電子トレーディングカードの販売を通じて、より広範囲にわたるファンからの資金調達モデルを提案しています。このプラットフォームは、さまざまなスポーツチームやレベルを横断するコミュニティを形成し、すべてのスポーツファンが集える場を提供することを目指しています。そして、このサービスを通じてスポーツチームが持続的に資金を得る手段としての位置づけを確立しようとしています。

この「whooop!」のβ版テストが始まるのは、6月中の予定です。現在、琉球アスティーダ(卓球・Tリーグ)や宇都宮ブリッツェン(自転車・Jプロツアー)など、いくつかのプロスポーツチームおよびアスリートとの連携が発表されています。今後、正式にリリースされる際には、さまざまなチームとの拡大が見込まれています。

加えて、ventusはこのサービスの拡充に向けて、総額1500万円の第三者割当増資を行ったことも注目に値します。これにより、開発・運営体制が一層強化され、さらなるユーザー体験の向上が図られることが期待されています。

この新たなカタチのスポーツファンとの関係性は、果たしてどのように進化していくのでしょうか。今後の「whooop!」の動向に注目です。サービスの詳細は公式ウェブサイト(https://www.whooop.jp)にて確認できます。2022年5月23日よりユーザー事前登録が開始され、待望のサービスリリースが今から楽しみです。

今後、株式会社ventusは、さらに多くのチームと連携し、より多くのファンの期待を背負ったサービスを展開していくでしょう。将来的には、スポーツ業界全体の活性化に寄与できる企業としての地位を確立することが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ventus
住所
東京都文京区
電話番号

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