直轄駐車場の維持管理・運営に向けた新たな取り組み
国土交通省では、直轄駐車場の効率的な維持管理・運営を目的として、民間事業者を対象にしたマーケットサウンディング調査を実施することを発表しました。これは、全国14箇所に設置された直轄駐車場のサービス向上を目指し、次期事業の開始に向けた準備を進めるものです。
マーケットサウンディング調査の目的
この調査の背景には、平成24年10月からスタートした第Ⅰ期事業の成果を受け、さらなる民間の活力による維持管理の効率化があります。直轄駐車場は国が整備した有料駐車場であり、民間事業者の資金力や技術力を活用することで、利用者の利便性を高めることが期待されています。
調査では、事業条件や公募条件に関する意見を広く募集しており、これは次期事業への具体的な提案を得るための重要なステップです。
意見を求める内容
調査参加者には、以下の内容について意見を求めています:
- - 事業条件(修繕限度額、プロフィットシェアリングなど)
- - 公募条件(スケジュール、開示資料など)
- - その他関連事項(事業概要書や要求水準書の素案など)
このような多角的な意見収集を行うことで、より実効性のある運営体制を構築する狙いがあります。
調査参加方法
参加を希望する民間事業者や団体は、国土交通省のホームページにて詳細情報を確認し、申し込みを行う必要があります。具体的な手続きは、以下のリンクからご覧いただけます。
国土交通省道路局
調査スケジュール
調査のスケジュールは次の通りです:
- - 調査参加申込〆切:令和6年8月23日(金)17時まで
- - 意見書〆切:令和6年9月9日(月)17時まで
- - 個別対話の実施:令和6年9月13日(金)~20日(金)予定
- - 調査結果概要の公表:令和6年度内予定
最後に
直轄駐車場における維持管理や運営に関する民間事業者の参加を通じて、より質の高いサービス提供が実現すると期待されています。この取り組みは、今後の都市交通インフラの受け持つ重要な役割を果たすでしょう。
詳しい情報は国土交通省の公式ウェブサイトで確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。