CEATEC 2025に向けた新たな挑戦
株式会社アクセルラボは、2025年10月14日から17日にかけて幕張メッセで開催される総合展示会『CEATEC 2025』において、スマートホームの共通規格「Matter」を推進するConnectivity Standards Alliance(CSA)日本支部の一員として出展することを発表しました。当日は、メーカーの壁を越えた新しいスマートホーム体験を提供し、Matterが構築する未来の暮らしを体感できるデモンストレーションが行われます。
CEATEC 2025の基本情報
CEATECは経済の発展と社会課題の解決を目指す「Society 5.0」をテーマに、多様な産業と技術が集まる大規模な展示会です。アクセルラボは「暮らしのDXパビリオン」にブースを設け、ブース番号4H301-04で、日常生活におけるスマートホーム体験を紹介します。
デモンストレーションの内容
ブースでは、当社のスマートホームサービス「SpaceCorePro」と「SpaceCoreHome」、IoTゲートウェイ「aliehub」を使用した具体的なデモを通じて、Matter対応デバイス間のシームレスな連携を実演します。参加者は日常空間を模したエリアで、起床やセンサーによる検知に応じて照明やカーテンを自動制御する様子を見学できます。また、「マルチアドミン」や「マルチベンダー」といったMatterの特長による利用の便利さを実感できる機会ともなります。
出展の背景
最近ではスマートホーム業界での規格統一が進み、消費者が自由で便利な環境を享受できるようになってきました。共通規格「Matter」の普及により、特定のメーカー製品に依存せず、スマートデバイスやソフトウェアの組み合わせも自由度が増しています。これは生活空間の可能性を大きく拡張します。アクセルラボはこの理念を支持し、CSAsメンバーとしてMatterの普及に寄与すべくこれまでの取り組みを強化しています。
特別カンファレンスの開催
さらにCEATECでは、特別カンファレンスも実施されます。2025年10月15日(水)の12:30から14:00まで、国際会議場において “スマートホーム2.0がもたらすスマートホームの未来”と題したカンファレンスが行われます。CSAのCEOトビン・リチャードソン氏やアクセルラボのCTO青木継孝氏が参加し、Matterと業界の進化に関する興味深い議論が展開されるでしょう。このカンファレンスでは、AI時代におけるMatterの役割や、スマートホームの進展について多角的な視点からの考察が行われます。
登壇者一覧(敬称略)
- - トビン・リチャードソン (CSA CEO)
- - 石井英雄 (早稲田大学 教授)
- - 木下琢生 (美和ロック 取締役)
- - 橘嘉宏 (三菱地所 住宅業務企画部)
- - 青木継孝 (アクセルラボ CTO)
- - 新貝文将 (X-HEMISTRY 株式会社代表)
参加者は事前予約が可能で、詳細は公式サイトでチェックできます。
Connectivity Standards Alliance日本支部について
Connectivity Standards Alliance日本支部は、IoT基盤となるグローバルな無線通信規格の標準化団体です。日本国内の企業が一堂に会し、MatterやAliroを通じてより良い未来を目指す活動を行っています。
Smart Homeの未来
”SpaceCorePro”は、賃貸物件のバリューアップと業務効率化を実現するIoTプラットフォームであり、入居者はアプリで家電を操作し、管理者はさらなる効率化が図れます。アクセルラボはこのように、日々の生活を便利で快適にするための技術を提供し続けています。このCEATECにおける出展は、未来のスマートライフの実現に向けた重要な一歩となることでしょう。