ランスタッド、キャリア形成を促進する社内イベントを開催
ランスタッド株式会社は、社員の自主的なキャリア構築をサポートするための社内イベント「Kizuku キャリア」を開催します。2024年11月7日から27日までの間に、社員が自らのキャリアの見直しや再構築を考える機会を提供します。このイベントは、社内のロールモデルとの対話を通じ、自身の可能性や課題に気づくことを目指しています。これにより、参加者が能動的にキャリアライフを築く手助けを行うというコンセプトです。
四つのテーマでのプログラム
今回のイベントでは、社員を対象に行ったアンケートの結果を基に、特に関心が高かった四つのテーマを設定しました。「キャリアデザイン」「能力開発」「キャリアアップ」「ワークライフバランス」のテーマで、各回のセッションでは社内のロールモデルが登壇し、自らの悩みや挑戦を共有します。パネルディスカッション形式で、リアルな体験談を聞くことができるため、参加者は自身のキャリアに対する新たな視点を得ることが期待されます。
自社制度や研修ツールの理解を深める
イベントでは、ランスタッドが取り入れているジョブ型雇用の考え方や人事制度についても詳しく学びます。この現代の働き方に合わせた制度がどのように自身のキャリア形成に役立つのか、またそのメリットを最大限に享受するためのアプローチについて、参加者が具体的なヒントを得られるようにサポートします。特に、「キャリアバイタリティ」と呼ばれる従業員向けポータルサイトの活用法についても詳しく解説し、提供されるコーチングやリソースを活用する方法も学びます。
価値提案の重要性
現代の働く価値観の変化に伴い、企業にとって人材確保や定着が喫緊の課題となっています。そのため、会社からの従業員に対する価値提案(EVP)がますます重要視されています。ランスタッドは人材サービス業として、EVPの充実に努めており、従業員の成長とキャリア形成を支援するための取り組みを推進しています。今回のキャリアセッションは、従業員が自らの強みや可能性を再発見し、今後のキャリアビジョンを描く一助となることを目指しています。
実施の意義
ランスタッドの人事本部タレント部長・西野雄介は、「意思をもってキャリアを構築し続けることが、個々の輝きや才能を引き出す鍵である」と語ります。その上で、社員と企業が互いに成長し、有機的にマッチングできる関係を築くことの重要性を強調しました。イベントを通じて、参加者がキャリアについて考えるきっかけとなり、会社が提供するリソースの活用方法を共有することができればと考えています。
ランスタッドの概要
ランスタッドは1960年に設立されたオランダを本社とするグローバルな人材サービス企業です。現在、39の国と地域で事業を展開し、46,000人以上の従業員が働いています。2023年度の売上は約3兆9,949億円と、業界内で世界トップクラスの地位を誇ります。人材不足の問題に取り組むにあたり、企業と求職者の架け橋として、多様なサービスを提供し続けています。