キヤノンITSが日立ソリューションズをサポート
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、日立ソリューションズが提供する「デジタルソリューション創出プラットフォーム」を正式にバックアップするローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」の提供を、2025年4月10日より開始します。この新たな施策により、企業のデジタルビジネスの展開をさらに加速させることを目指します。
背景
昨今のビジネス環境では、多くの企業がインフラの運用にかかる負担に直面しています。これには、環境構築の手間やメンテナンス時のサービス停止といった課題が含まれます。そこで日立ソリューションズは、これらの問題を解決するために「デジタルソリューション創出プラットフォーム」を提供しています。このプラットフォームはPaaS(Platform as a Service)として機能し、インフラ構築や運用に必要な負担を軽減し、企業がアプリケーションの検討や開発にリソースを集中できる環境を提供します。
さらに、キヤノンITSの「WebPerformer」は、2005年から提供され、さまざまな業種や業界で多くの導入実績を持っています。顧客のニーズに応じた機能強化を行い、基幹システムや部門システムの開発に役立ってきました。
特徴
「WebPerformer」と「デジタルソリューション創出プラットフォーム」が連携することにより、システム稼働環境の負担が軽減され、企業はビジネスニーズに合わせた速度でアプリケーションを開発できます。これにより、高速なシステム開発とインフラ運用が促進され、企業の機動力を高めることが可能となります。
インフラ管理不要の迅速な開発
「デジタルソリューション創出プラットフォーム」はマネージドサービスとして提供されるため、利用者はインフラ管理の手間から解放されます。「WebPerformer」との組み合わせによって、アプリケーションの開発から運用までのスピードが飛躍的に向上します。これにより、要件に応じたアプリケーションをスピーディーに提供することができます。
柔軟なスケール対応と安定運用
「デジタルソリューション創出プラットフォーム」では、コンテナ技術を利用しており、業務に応じた柔軟なスケーリングが可能です。繁忙期のアクセス増加に対しては、自動でスケールアップ、スケールダウンを行うため、安定したシステム運用が維持されます。
展望
「デジタルソリューション創出プラットフォーム」と「WebPerformer」を組み合わせたこの新しい取り組みは、企業におけるデジタル化を後押しし、競争力の強化や持続的な成長を実現するための基盤を提供します。キヤノンITSは、今後もこのプラットフォームを通じて、さまざまな企業のデジタルソリューションの創出を支援していく所存です。
製品概要
キヤノンITSの「WebPerformer」
キヤノンITSは、20年にわたりローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」を提供してきました。これにより、日本国内のローコード開発市場をリードしています。すでに1,400社以上の企業に導入され、顧客から高い評価が寄せられています。また、パートナー企業との連携を強化し、課題解決に向けた取り組みも継続しています。
日立ソリューションズの「デジタルソリューション創出プラットフォーム」
このプラットフォームは、アプリケーション実行環境としてPaaSを提供し、企業が顧客ニーズに迅速に応えるためのリソースを集中できる環境を提供します。