エリザベス女王陛下が愛した会席料理が静岡で楽しめる!
静岡県静岡市にあるホテルアソシア静岡の日本料理「京都 つる家」では、特別な企画「エリザベス女王陛下来日 再現会席」が2025年5月7日から31日までの期間、提供されます。この特別会席は、1975年に英国のエリザベス女王陛下が京都の「岡崎 つる家」で召し上がったお食事を基に創作されたもので、当時の献立を忠実に再現しています。特に、エリザベス女王陛下が楽しんだ料理を、現代の食材で蘇らせたこの特別な機会は、日本料理を愛するすべての人にとって見逃せないイベントです。
特別会席の内容
特別会席は、全体で12,000円(税込)という価格設定で提供され、その内容は豊富な種類の料理で構成されています。具体的には、以下のようなメニューが用意されています:
- - 先付:粽寿司二種、合鴨ロース塩焼き、塩蒸しの一寸豆。
- - 温物:伊勢海老の具足煮。
- - 吸物:真鯛の潮仕立て。
- - 揚物:天麩羅に天使の海老、穴子、鱚、茄子。
- - 小鉢:うすい豆の旨煮。
- - 炊合:筍の土佐煮。
- - 強肴:琵琶湖産の若鮎の塩焼き。
- - 食事:鶉御飯、赤出汁、香物。
- - 甘味:静岡県産のマスクメロン。
ランチ限定では、5,500円(税込)で楽しめる特別ミニ会席も提供されており、内容は基本的に通常の特別会席と類似していますが、ボリュームが控えめです。これにより、軽めの食事を求める方々にも合わせた選択肢が用意されています。
「つる家」の伝統と背景
「つる家」は、1908年に創業し、1938年に昭和天皇が即位の大礼にあたる際の献上料理を実施した経験を持つ、由緒あるお店です。これまで多くの有名賓客を迎え、和の迎賓館としての役割を果たしてきました。エリザベス女王陛下をはじめ、国際的なシンボルである方々がここでの料理を楽しんでいます。
今回の再現会席では、京都本店から受け継いだ伝統と、静岡の食材を融合させた料理長の斉藤祐輔氏の新たな試みが詰まっています。斉藤氏はそのキャリアの大半を「岡崎 つる家」で過ごし、2020年度には「ふじのくに食の都づくり仕事人」にも選ばれ、名誉ある地位を得ています。彼が手掛ける料理は、素材本来の良さを引き出すことに重きを置いており、食事を楽しむ際の心地良い瞬間を演出します。
予約とアクセス
このエリザベス女王陛下来日再現会席は、ホテルアソシア静岡の2階に担う「京都 つる家」にて体験できます。ランチは11:30から14:30まで、ディナーは17:30から21:00まで営業しており、月・火曜日は定休日です。予約は公式ホームページより可能ですので、事前の申し込みをお勧めします。
ホテルアソシア静岡 公式ページ:
https://www.associa.com/sth/restaurant/tsuruya/
この特別な会席を通じて、訪れる人々が日本文化と料理技術の素晴らしさを感じることができることを願ってやみません。優雅なひとときを味わい、特別な体験をぜひお楽しみください。