コミック教材を使ったハラスメント研修が再登場

コミック教材を活用した『コミックラーニング』再登場

昨年に続き、松吉医科器械株式会社が全従業員向けに導入することとなった『コミックラーニング』。この研修サービスは、医療機器と理化学機器の製造・販売を手掛ける企業が、より健全な職場環境を作り出すための一環として選択されました。この取り組みの背景や導入内容について詳しく見ていきましょう。

コミックラーニングとは

『コミックラーニング』は、パーソルイノベーション株式会社が2021年に提供を開始した研修サービスです。特徴的な点は、コミック形式の教材を活用していることです。これにより、わかりやすさと共感性が強調され、受講者が学びたくなるような「心を動かす研修」を実現しました。導入企業からは、クリエイティブなストーリーやクオリティへの期待の声が多く寄せられています。

研修内容と目的

今回松吉医科器械株式会社では、以下のコンテンツが導入されます。

- セクシュアルハラスメント4
- パワーハラスメント2
- パワーハラスメント6
- マタハラ・パタハラなどのハラスメント紹介
- メンタルヘルス1
- メンタルヘルス2

これらの教材は全従業員を対象としており、反復的な学びを通じてハラスメントに対する理解を深めることが目的とされています。管理本部の太田寛幸様によれば、前回の研修では業務活用度が95%を誇り、受講者の満足度も非常に高かったとのこと。この結果からも、ハラスメントに対する意識の向上を実感しているといいます。

ユーザー数の増加と将来の展望

『コミックラーニング』は、2024年9月2日にユーザー数が110万人を超えました。ハラスメントやコンプライアンスへの関心の高まりを背景に、多くの企業や組織がこのサービスを取り入れています。特に、一部ではビジネス動画プラットフォーム「bizplay」上での対談動画が高い視聴数を記録するなど、注目を集めている状況です。