新型アクティブキャスタ開発
2025-09-02 15:52:13

日本精工と人機一体、共同で新型アクティブキャスタPalGo™を開発中

日本精工と人機一体が手を組む



日本精工株式会社と株式会社人機一体は、重量物の搬送と全方向移動を両立させる新型アクティブキャスタPalGo™ 高荷重タイプの共同開発を進めています。このプロジェクトは2024年3月からスタートし、2025年12月に東京ビッグサイトで開催される国際ロボット展「iREX2025」での展示を目指しています。

高荷重タイプの目的



アクティブキャスタPalGo™は、NSKが開発したロボットやモビリティ向けの駆動ユニットで、全方向の自由な動きを実現することが特徴です。この製品名には「相棒」と「駆動」という意味が込められ、ロボットと人の共存を意識した設計がなされています。

一方、人機一体では狭い空間での重量物搬送に適した全方向移動ユニットの開発が求められていました。そのため、このプロジェクトが進められるプレ背景は両社のニーズが一致したことにあります。

デザインと機能性の融合



プロジェクトには、デザイン分野での専門家である根津孝太氏(有限会社znug design)が参加しています。彼のデザインシステムを活用し、「力の流れの可視化」をテーマにした製品化を進めています。具体的には、機械設計と意匠デザインの両面で協力し、機能美を強調することで、重量物の搬送をより便利にすることが目指されています。

根津氏は「内部のメカを魅せるデザイン」を掲げ、差動機構の視覚化を試みています。特に、オレンジのラインで表現することにより、視覚的に駆動や旋回の機能が即座に理解できるような工夫がなされています。

iREX2025に向けた準備



キックオフイベントでは、コンセプトスケッチを家に、展示の詳細についてのディスカッションも行われました。この場で、各社のメンバーが「力の流れ」やデザインに対するビジョンを共有し、iREX2025での成功を期待しています。

両社のコメント



株式会社人機一体の野村方哉氏は、「狭い空間での重量物搬送を可能にしたい」というテーマに共感し、この開発が進んでいると述べています。また、根津氏も「高品質なデザインが次代を動かす」と語り、デザインの重要性を強調しています。NSKの近藤大介氏は、共同開発を通じて社会課題の解決を目指しているといいます。

未来への展望



今回のコラボレーションから生まれるアクティブキャスタPalGo™ 高荷重タイプが、2025年の展示でどのような姿を見せるのか、非常に楽しみです。両社は11月に詳細を発表予定で、期待が高まっています。今後の進展に注目です。


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会社情報

会社名
日本精工株式会社
住所
東京都品川区大崎1-6-3日精ビル
電話番号

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