地域の人事部が描く未来～人材活用の新しいかたちを探るオンライン報告会

地域の人事部とは何か

地域の人事部は、地域の支援機関や自治体が連携して多様な人材の活用を推進するための体制です。これにより、地域企業における人的資本経営の定着を目指します。この取り組みは、地域での経済活性化や持続可能な成長に大きく寄与しています。

3年間の活動を振り返る

関東経済産業局は、2021年度から8つの自治体（茨城県、長岡市、長野県、静岡県）で「地域の人事部」の実証事業を進めてきました。この3年間では、兼業・副業人材の活用、若者向けインターンシップ事業、さらには人的資本経営に関するセミナーなど、多様な支援活動が行われてきました。これにより、地域企業が必要とする人材の確保や社員の定着率を向上させる成果を上げています。

報告会の目的

2023年3月5日に開催されるオンラインの報告会は、実証事業の結果を地域の企業や団体と共有し、今後の自走化を図ることを目的としています。参加者は、地域の人事部に関心を持つ方々を対象に、実証地域での取り組みを反映した「モデル事例集」の紹介を通じて、地域における人材活用の重要性とその価値を理解する機会となるでしょう。

パネルディスカッション

この報告会では、実証地域から名を連ねた有識者が登壇し、様々な観点からパネルディスカッションを行います。地域の人事部の可能性を探るこのセッションでは、参加者は現場での具体的な取り組みや成功事例について詳しく学ぶことができます。壇上には、プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会の平田麻莉氏や法政大学の梅崎修氏など、各分野で活躍する専門家が揃います。