奥能登豪雨から1年、輪島市でキッチンカーが始動
2024年2月16日に石川県珠洲市で行われた食事支援活動の様子が報告されました。この活動を行ったのは公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)であり、彼らは子どもを持つひとり親家庭への食支援を行う「FOOBOUR(フーバー)」プロジェクトを展開しています。このプロジェクトでは、平常時は食料品や日用品を提供し、災害時には温かい食事を届けることで、支援を必要とする家庭をサポートしています。
FOOBOURプロジェクトの概要
FOOBOURは「Food(食事)」と「Harbour(港)」を組み合わせた造語で、支援を必要とする人々にとっての「港」となることを目指しています。平常時には月に100〜200世帯のひとり親家庭へ、日用品や食品を届け、災害時には最大で2,000食を一日に提供するという、柔軟かつ高効率な支援が特徴です。
キッチンカーのスタート
2025年9月21日、輪島市で「FOOBOUR -わじま港-」としてスタートするキッチンカーが設置される予定です。このキッチンカーは、支援が必要なひとり親家庭が24時間いつでも必要なものを取りに来られる「港」として機能します。車内には寄付された食品や日用品が保管され、家庭の事情に合わせて自由に持ち帰ることができる仕組みです。支援内容の詳細は以下の設置お披露目会で説明される予定です。
設置お披露目会の詳細
- - 日時: 2025年9月21日(日) 10:00-10:30
- - 場所: ふれあい健康センター裏駐車場 (石川県輪島市河井町 2-287-1)
- - 主催: ピースボート災害支援センター
当日は参加者が実際にキッチンカーを見学でき、PBVのスタッフから直接話を聞くことができます。支援が必要な方々には、気軽に参加してもらいたいです。
サポーターの募集
このプロジェクトに賛同する個人や企業からの支援を求めています。平常時のひとり親家庭への支援や、災害時の食事提供を通じて、より多くの家庭が笑顔になれるよう、さらなるネットワークを築いていく予定です。興味のある方はウェブサイトから情報をチェックし、サポーターとしてお手伝いいただけると嬉しいです。
終わりに
公益社団法人ピースボート災害支援センターは、災害支援を通じて人々をつなぐことを使命として活動しています。多くの人がそれぞれの方法で参加し、支え合うことで、より強いコミュニティが築けると信じています。石川県内の先日発生した2つの地震や豪雨の影響を受けた地域を引き続き支援しながら、豊かな未来を育むためのこのプロジェクトの活動にも、ぜひ注目してください。