パーソルホールディングス、輝くテレワーク賞で特別奨励賞を受賞
パーソルホールディングス株式会社が、令和6年度の厚生労働省「輝くテレワーク賞」において特別奨励賞を初めて受賞しました。パーソルは“はたらいて、笑おう。”というグループビジョンのもと、多様な働き方や学びの機会を提供し、社員一人ひとりが自分の働き方を選択できる自由を推進しています。
テレワークの普及と成果
現在、2024年7月時点でパーソルの社員の90%以上が週に一度以上テレワークを実施しています。この取り組みが評価され、今回の特別奨励賞へと繋がりました。パーソルは、テレワークを活用することで社員の自己決定感を高め、働くことへの満足感を向上させています。
新しい働き方の実現
パーソルは2020年に「新しい働き方」を実現するために人事制度を改定し、オフィスの制約を受けない柔軟な働き方の導入に向けた取り組みを加速しました。例えば、リモートワーク支援金や毎月の通信費補助を支給するなど、テレワーク環境の整備も行っています。また、ツールの活用を進め、業務の電子化やオンライン面接など、リモート勤務でも生産性を確保する努力を続けています。
社員定着率の向上とエンゲージメント
テレワーク導入以降、パーソルの社員定着率は5.8%向上し、キャリア採用も1.7倍に増加しています。これは、テレワークが「働き方」の選択肢として有効であることを示しており、社員の自己選択実感は81%に達しました。さらに、柔軟な時間管理が可能になったことで、約10%の社員が複業を開始するなど、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方を実現しています。
組織開発への取り組み
新しい働き方は、チームビルディングや組織開発にも影響を与えています。入社者や異動者の受け入れに配慮し、柔軟なチーム参加型ワーケーションを導入。また、ITエンジニア向けには特有の人事制度を設け、居住自由を導入するなど、社員の多様なニーズに応えています。
社員の声
パーソルグループ人事本部の大場本部長は、社員一人ひとりの自律的な働き方を実現することが、よりよい働き方改革のモデルケースになってほしいと語っています。テレワークの推進が新たな社会基盤を整えるための重要なステップであると強調し、さらなる挑戦を続ける意向を示しました。
輝くテレワーク賞について
この賞はテレワークを効果的に導入し、労働者のワーク・ライフ・バランスを実現している企業に対する表彰です。パーソルホールディングスは、今後も創造的で多様な働き方を推進し続け、100万人のより良い「働く機会」を提供することを目指しています。
パーソルホールディングスの歩みは、企業と社会が共に発展するための新しい働き方のさまざまな可能性を示しています。今後のさらなる発展に期待が寄せられています。