フジクラ、ビスキャスの解散と債権放棄
2026年3月27日、フジクラ株式会社は取締役会を開催し、持分法適用会社である株式会社ビスキャスを解散することを決議しました。この解散に伴い、同社に対する債権を放棄することも併せて決定されました。
合弁事業の終了
ビスキャスは、フジクラと古河電気工業株式会社が共同で設立した合弁会社で、主に電線やケーブルの製造・販売を手掛けていました。2016年には、両社が合意の上で合弁事業を終了し、その後のスムーズな終息に向けた取り組みを進めてきました。このたびビスキャスの業務が終息の見通しに達したため、両社はこの決定を下しました。
ビスキャスの基本情報
- - 名称: 株式会社ビスキャス
- - 所在地: 東京都大田区羽田空港1丁目8番8号
- - 代表者: 取締役社長 石垣一郎
- - 事業内容: 電線、ケーブル等の製造販売、及び工事の設計・施工・監視
- - 資本金: 10百万円
- - 設立年月日: 2001年9月26日
- - 純資産: △15,951百万円(2025年3月31日時点)
- - 総資産: 1,463百万円(2025年3月31日時点)
- - 株主及び持株比率: フジクラ 50%、古河電工 50%
- - 関連会社および人的関係: フジクラから2名が役員に就任し、資金の貸付などの取引も行ってきました。
債権放棄の詳細
今回放棄される債権は長期貸付金で、その額は8,266百万円です。この金額は、2025年3月期の連結純資産に対して1.9%に相当します。実施日は2026年3月27日となっています。この債権放棄は過年度において貸倒引当として計上されており、連結業績および個別業績に与える影響は軽微とされています。
今後の展望
ビスキャスの解散および債権放棄により、両社は今後の事業戦略に集中できるようになります。合弁事業の整理が進むことで、フジクラと古河電工は新たな取り組みを推進していくことが期待されています。この決定は、今後の経営においても重要なマイルストーンとなるでしょう。