CBREが戸田建設と手を組み構築する新物流拠点
シービーアールイー株式会社(以下、CBRE)は、戸田建設株式会社と共に奈良県の大和郡山市で「(仮称)TODA Park 阪奈」というマルチテナント型物流施設の開発に着手します。このプロジェクトは、2026年5月の竣工を目指して進められ、関西エリアにおける戸田建設の物流施設開発の3棟目となります。
ロジスティクスに特化した包括的な支援
CBREはこのプロジェクトにおいて、リーシングマネジメント、プロパティマネジメント、конストラクションマネジメントなど、多岐にわたる支援を行います。初期段階から運用開始後まで一貫したサポートを提供し、スムーズな開発を目指します。
具体的には、テクニカルサービスチームが土地の調整区域や地区計画制限に関する市・県との協議を行い、無事に開発許可を取得。開発段階においては、コンストラクションマネジメントチームが建設プロジェクトの進行状況を管理し、マーケットニーズに応じた設計アドバイスを行います。
立地とアクセスの優位性
新たに開発される「(仮称)TODA Park 阪奈」は、大阪市中心部から約40分、名古屋市からは約2時間の距離にあり、西名阪自動車道・郡山インターチェンジに近接しています。さらに、運行中の京奈和道が完成すると、更に便利なアクセスが実現します。
環境への配慮と作業者の快適性
この物流施設は、危険物倉庫も併設した大型マルチテナント型の設計で、環境への優しさと作業者の快適性を兼ね備えた構造です。施設内にはセンサーライト付きのLED照明や一部空調設備が導入され、働きやすい環境が整えられます。
専門性を活かしたプロジェクト推進
CBRE関西支社のアドバイザリーサービス リーシング インダストリアル&ロジスティクスアソシエイトディレクターの濱本哲也氏は、「戸田建設と共に物流施設の開発プロジェクトに携われることを誇りに思います。このプロジェクトの成功は、私たちの強固な信頼関係と緊密な連携によるものです」と述べています。
今後もCBREは、先進的かつ持続可能な物流施設の開発を進め、クライアントの事業成長に寄与するために努力を続ける考えです。本プロジェクトによって、地域の物流環境が一層充実し、多くの企業にとって新たなビジネスの機会が創出されることが期待されます。
プロジェクト概要
- - 事業主/出資者: 戸田建設株式会社
- - 施設名: (仮称)TODA Park 阪奈
- - ゼネコン: TSUCHIYA 株式会社
- - 所在地: 奈良県大和郡山市横田町1195
- - スケジュール: 2024年11月1日着工、2026年竣工(予定)
- - 延床面積: 24,322.88坪/80,406.32m²
このように、CBREと戸田建設がタッグを組むことで、関西エリアにおける物流施設開発の新たな地平が開かれます。