瀬戸内ドローン映像祭の受賞作品が決定
ドローンを使用した空撮映像のコンテスト「瀬戸内ドローン映像祭」が、ストーリー部門、アメージング部門、テクニカル部門の各部門においてグランプリ作品を発表しました。今回のイベントは、元々映画館での上映を予定していましたが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で開催を断念せざるを得ませんでした。
しかし、応募が62作品も寄せられるなど多くの反響があり、それを受けて、各部門のグランプリを決め、一般社団法人瀬戸内ドローン推進協議会およびDRONE-BIZの公式サイトやSNSで公表されることとなりました。
募集部門について
今回のコンテストには、以下の3つの部門が設けられました:
- - ストーリー部門: 芸術性や創造性に富んだ空撮映像を中心とした作品。
- - アメージング部門: ドローンならではの“ドローンあるある”をテーマにしたユニークな映像。
- - テクニカル部門: 優れた飛行技術や撮影方法に焦点を当てたこだわりの映像。
各部門グランプリ受賞作品
ストーリー部門
- - 作品名: わたしの旅日記~インドネシアの海を飛んで~ (中裕生)
- - 審査員コメント: この作品は、空撮だけでなく、様々な角度からの映像がうまく組み合わされており、インドネシアの旅行を存分に楽しめる内容でした。視聴者はまるでその場にいるような感覚を味わい、コロナが収束した際には必ず訪れたくなるような魅力に溢れていました。
アメージング部門
- - 作品名: 恐怖の映像編 ヤツらは背後から現れる (畠山正広)
- - 審査員コメント: 美しい自然の中に突然現れる電線など、ドローンを操縦していると遭遇する可能性のあるヒヤッとする瞬間が巧みに表現されていました。この映像は、周囲の安全確認の重要性を改めて認識させる作品として、多くの見どころがありました。
テクニカル部門
- - 作品名: あいち航空ミュージアム (渡邉秋男)
- - 審査員コメント: この作品は、展示物を的確に捉える技術が印象的でした。一つのカットで進むにつれ、まるで自分がミュージアム内を散策しているかのように、心地良い動きと雰囲気が感じられました。木漏れ日も映像の美しさを引き立てていました。
次回の展望
今回のコンテストをもって、同じドローンというデバイスを用いても、制作者の視点によって様々な解釈や表現が生まれることを改めて感じました。一つ一つの作品が、制作者の想いと工夫が詰まったもので、非常に楽しい体験となりました。
今回の発表はWEBサイトやSNSを通じて行いましたが、次回はぜひ映画館の大画面で皆様の作品を上映したいと思っています。なお、今回のイベントは「第1回瀬戸内ドローン映像祭」と位置付けられ、次回は映画館での開催を目指します。
まとめ
ドローンの普及が進む中、こうした映像コンテストを通じて、多くのクリエイターが集まり、各々の作品を披露することで新たなインスピレーションが生まれることに期待が寄せられています。次回の開催が待ち遠しい限りです。