新日本電工と契約
2025-12-17 11:23:22

茨城高専が新日本電工と新たなネーミングライツ契約を締結

茨城高専と新日本電工の連携



茨城工業高等専門学校(茨城高専)は令和7年12月1日、新日本電工株式会社とネーミングライツ契約を締結し、同時に2つの新名称が発表されました。この契約により、学生たちが日常的に利用する施設の名称が「新日本電工eng創造スクエア」と「新日本電工あつまる食堂」に変更されます。

新名称の背景


新日本電工eng創造スクエアは、学校の7号館北側に設けられた屋外広場として、学生の交流の場を提供します。この名称には、工学を表現する「eng(えんじ)」という言葉が含まれ、また学校のシンボリックなカラーでもある「えんじ色」を意識したものとなっています。こうしたスペースは学生たちのアイデアやイベントの実施に利用され、より多くの交流が生まれることを期待されています。

一方、「新日本電工あつまる食堂」は、学生たちが食事を共にし、自然に会話を交わす空間を目指しています。この名称には、学生同士が集まり、互いに学び合える場所であってほしいという思いが込められています。食堂は日常的に多くの学生が訪れるため、重視されることは間違いありません。

ネーミングライツ契約の意義


茨城高専は創立以来、地域企業との結びつきを大切にし、教育と研究の環境整備を進めてきました。今回の契約は、これまでの取り組みに加え、ネーミングライツ制度を利用して新たな資金源を確保し、教育内容の充実を図るためのものです。新日本電工にとっても、地域貢献の一環として、未来のエンジニア育成に寄与することを目指した重要な一歩です。

記念セレモニーと新たなスタート


契約締結を記念するオープニングセレモニーが行われ、茨城高専校長の鈴木秋弘氏と新日本電工の青木泰社長が挨拶を述べました。式典ではテープカットや記念撮影が行われ、新たな名称が正式に発表されました。

さらに、交流イベントとして、食堂での特別メニュー「新日本電工あつまる丼」の試食会も行われ、学生と企業関係者の交流が促進されました。このようなイベントは、実際の食事を通じた気軽なコミュニケーションの機会を提供し、地域連携の具体的な進展を見せています。

今後の展望


茨城高専は今後も、ネーミングライツ制度を活用して学生の学びを支える環境の整備と、地域社会とのさらなる協働を進めていく方針です。実践的な技術者育成を通じて、地域経済にも寄与し、学生たちが社会で活躍できるよう支援を続けていきます。

茨城工業高等専門学校について


茨城高専は、ひたちなか市に位置する国立の高等教育機関で、科学技術や工学を専門的に学ぶ5年間の教育を提供しています。1964年の創立以来、環境に配慮した様々な取り組みを通じて、学生が地球規模の課題に対処できる能力を育ててきました。今後も次世代を担うエンジニアの育成に尽力し、地域に貢献する教育機関としての役割を果たしていきます。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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