教育機関と医療機関における消毒剤メーカーの人気調査
株式会社トゥーエイトが実施した独自調査において、教育機関や医療機関で人気のアルコール消毒液メーカーについての結果が明らかになりました。本記事ではその様子を詳しく解説します。
調査の目的
トゥーエイトは、余剰在庫を有効活用する「廃棄ロス削減プロジェクト」を立ち上げ、消毒液の利用状況を把握するために、教育機関と医療機関の消毒液に関する調査を行いました。この調査は全国47都道府県にわたり、各施設の消毒液の使用状況やメーカーに関する情報を集めることを目的としています。
調査方法
調査は2023年12月に実施され、教育機関対象で222校、医療機関対象で247院から回答が得られました。学校にはFAXを用いてアンケートを配布し、消毒液の使用状況や余剰在庫の受け入れ可能かどうかを調査しました。
教育機関で人気のメーカー
受け取った222校からの回答結果、教育機関で最も使用されている消毒液のメーカーは以下の通りです。
1位:
サラヤ株式会社
2位:
株式会社アルボース
3位:
株式会社ニイタカ
この結果からも教育機関では「サラヤ」の製品が広く使われていることがわかります。
医療機関での消毒液使用状況
医療機関においても同様の調査を実施したところ、以下の結果が得られました。
対人物用としては:
1位:
サラヤ株式会社
2位:
健栄製薬株式会社
3位:
丸石製薬株式会社
対モノ用では:
1位:
サラヤ株式会社
2位:
オオサキメディカル株式会社
3位:
健栄薬株式会社
ここでも「サラヤ」が圧倒的に人気であることが確認できました。
在庫状況と余剰在庫の受け入れ実態
調査では、教育機関の67%が適切な在庫量を保有していると答え、中には美術や体育など特定の用途で不足を感じている施設もありました。一方、医療機関では約80%が適切な在庫量を維持していると回答しました。
余剰在庫の受け入れについて
調査結果によると、80%の教育機関と84%の医療機関が条件付きで余剰在庫の受け入れが可能と回答しています。教育機関では「アルコール濃度70%以上」が求められ、多くの学校でジェルタイプの使用は好まれないとされています。医療機関でも同様に「80%以上」の濃度を求める声が多かったです。
おわりに
消毒液の使用が日常化した今、余剰在庫を有効活用するためには、教育施設や医療機関との連携が重要です。トゥーエイトでは、企業と教育機関・医療機関を繋げることで、無駄な廃棄を減らし、SDGsへの取り組みをサポートしています。これからも多くの企業様のご協力をお待ちしています。
お問い合わせ
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