「おもチャンネル」の効果
2025-11-26 11:12:29

ビジネスホテルの新たな広告手法「おもチャンネル」の効果とは?

ビジネスホテルの新たな広告手法「おもチャンネル」の効果とは?



ビジネスホテル業界に新たな広告の風が吹き込んでいます。それが、ABCフロンティアとブリッジ・モーション・トゥモローが共同運営する「おもチャンネル」です。この取り組みは、客室内のテレビモニターを活用し、宿泊者に対して動画広告を配信するもので、高い広告到達率を誇ることで注目を集めています。

「おもチャンネル」の仕組みとは?



「おもチャンネル」は、ビジネスホテルの客室内テレビで流れるCMです。宿泊客が入室時にカードキーを使用すると、照明が点灯すると同時にテレビが自動的に起動し、音声付きのCMが再生されます。この手法により、1日あたり平均5回以上同一の動画が流れる仕組みで、宿泊者への広告到達率はなんと75%以上に達しています。また、特にビジネスパーソンの宿泊者が多いのも特徴で、役職が高い方も多く含まれています。

現在、この「おもチャンネル」はアパホテル約51,000室と京急EXイン約1,200室で導入されており、宿泊施設内でのプロモーション効果が期待されています。

ビックカメラとのコラボレーション



最近、「おもチャンネル」では株式会社ビックカメラとの連携が開始されました。ビックカメラのマーケティング部門からのインタビューも公開されており、今後の展開について語られています。ビックカメラでは、訪日外国人向けのクーポン「Omotenashi Coupon」の導入や、衛生対策を施した上での新たなマーケティング施策として「おもチャンネル・インバウンド」を活用しています。

この施策は、外国人観光客に対して英語や中国語で情報を提供することができ、ホテル滞在中という絶好のタイミングでアプローチできる点が特徴です。特に、訪日外国人の集客が課題であったビックカメラは、「おもチャンネル・インバウンド」の導入後、クーポン利用者数が約6倍に増加するなど、目に見える成果を上げています。

インタビューから見えた手応え



ビックカメラのグループインバウンド室主任である關康平様は、今回の取り組みについて「非常に効果的な施策だ」と強調されています。具体的には、『Omotenashi Coupon』単体の施策と比べ、動画配信を通じて利用者数が大幅に増加したというデータを持っています。また、地方都市へのリーチも可能であることが、全国的な集客効果に繋がっているとのことです。

社内でもこの取り組みは非常に高く評価されており、今後も持続的に展開する意向があるとされました。特に、来る2025年1月からはさらに強化したプランが予定されています。

展望とメッセージ



来年には大阪での万博に加え、外国人観光客の増加が見込まれている中、ビックカメラは「おもチャンネル」を通じたプロモーションを継続したいと考えています。訪日外国人向けのプロモーション戦略が注目を浴びる中、今後の動向から目が離せません。

最後に、ビックカメラからは、同様の施策を考えている企業へのメッセージが寄せられています。「訪日外国人へのアプローチ手段として、今後も有力な候補となる施策」とのことです。興味のある方は「おもチャンネル」をぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ



「おもチャンネル」への問い合わせは下記までお気軽に。


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会社情報

会社名
株式会社ABCフロンティア
住所
浜松町2-3-1日本生命浜松町クレアタワー18階
電話番号
03-6402-4324

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