ひろしま国際建築祭
2024-11-08 20:48:24

2025年に開催される建築文化の祭典『ひろしま国際建築祭』の全貌

2025年に広島県で『ひろしま国際建築祭』が開催



2025年、広島県の福山市と尾道市を中心に、建築文化に焦点を当てた祭典『ひろしま国際建築祭 2025』が行われることが発表されました。この建築祭は、2025年10月4日から11月30日までの間、約2ヶ月間開催され、地域の活性化や建築の未来をテーマに様々なイベントが展開されます。

祭典の概要



この祭典は、一般財団法人神原・ツネイシ文化財団が主催し、建築家の伊東豊雄氏をゲストとして迎えた記者発表会にて発表されました。建築祭は、地域の名建築を未来に残すことや、子供の感性を育てることを目的としており、3年ごとに開催されています。今回の祭典では福山エリアの「ふくやま美術館」、尾道エリアの「尾道市立美術館」など、10を超えるサテライト会場での展示や展覧会が予定されています。

地域密着型のプログラム



『ひろしま国際建築祭 2025』では、地域に根ざしたイベントが目白押しです。期間中には、建築を巡る見学会やトークイベント、映画上映会などが実施され、参加者は建築文化の魅力や奥深さに触れる機会が得られます。入場料は、福山・尾道共通パスポートが予価2,000円(税込)、3日間パスポートは3,000円(税込)となっています。

建築文化の集積地、瀬戸内地域



瀬戸内地域は、古来より豊かな自然と歴史的建築物が共存する場所です。建築祭は「つなぐ――『建築』で感じる、私たちの“新しい未来”」をテーマに、過去の文化が現在から未来へと繋がる様子を強調しています。この地域では、丹下健三や安藤忠雄、伊東豊雄などの著名な建築家が数々の名作を生み出しており、古建築と現代建築が融合した「建築文化の集積地」としての魅力を持っています。

みどころは多彩



展覧会の中でも特に注目されているのが、「ナイン・ヴィジョンズ」という企画展です。この展覧会では、日本から世界へかけて活躍する9人の建築家に焦点を当て、それぞれの作品や影響を紹介します。また、建築家丹下健三の自邸復刻プロジェクトの展示も行われ、地域の建築文化に新たな価値を生み出す試みが進められています。

地域の明るい未来を探る



広島県知事や福山市長、尾道市長からも、建築祭開催に対する期待の声が寄せられています。広島県では、歴史的な建築物や文化財が点在し、地域文化の発信拠点としての役割も果たしています。2025年の開催年には、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭なども控えており、多くの国内外の観光客が訪れることでしょう。建築祭を通じて、瀬戸内地域の魅力がさらに広がることを期待しています。

結びに



『ひろしま国際建築祭 2025』は、地域の未来を考える重要な機会となります。建築を通じて、文化や歴史、人々の交流が生まれる場として、多くの参加者にとって価値のある体験になることが期待されています。詳細な情報は、公式ホームページにて随時更新される予定ですので、今後の発表にも注目です。


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会社情報

会社名
一般財団法人神原・ツネイシ文化財団
住所
広島県福山市沼隈町常石1083
電話番号

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