キャピタランドの評価
2021-11-02 17:24:26
キャピタランド、サステナビリティのリーダーとしての地位確立
キャピタランド、サステナビリティのリーダーとしての地位確立
2021年10月15日、シンガポールのキャピタランド・グループは、持続可能な不動産管理において優れた実績を評価され、国際的なGRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)ランキングで再び「グローバル・サステナビリティ・リーダー」としての地位を確立しました。キャピタランドは、この評価において最高の5つ星を獲得し、シンガポールの不動産企業の中で唯一、分散型上場部門で「グローバル・セクター・リーダー」を4回獲得した実績があります。
同グループのホスピタリティ信託「アスコット・レジデンス・トラスト」は、初めて年次評価に参加し、「グローバル・セクター・リーダー-ホテル」として選ばれました。さらに、キャピタランド・インテグレーテッド・コマーシャル・トラスト(CICT)も引き続き高評価を維持し、世界の上位20%に位置付けられました。これにより、キャピタランドとその関係会社は、環境・社会・ガバナンス(ESG)パフォーマンスにおいて再び業界のリーダーシップを明確にしました。
キャピタランドは、これまでに71億シンガポールドルのサステナブル・ファイナンスを調達しています。この中には、新たに確保した2件のサステナビリティ・リンク・ローンも含まれており、キャピタランド・インベストメント(CLI)のインド不動産信託である「アセンダス・インディア・トラスト」も資金調達に成功しました。CLIのチーフ・サステナビリティ・オフィサーであるLynette Leongは、「GRESBの評価は、当社のESGパフォーマンスを具体的に証明するものであり、より持続可能な金融商品を展開するためにキャピタルパートナーと協力します」と述べています。
GRESBは、企業のESG戦略や活動を評価し、1,500社以上の不動産企業が参加する中で、キャピタランドは継続的にそのサステナビリティに対する情熱を示してきました。GRESBのアジア太平洋地域責任者であるRuben Langbroek氏は、「キャピタランドの継続的な取り組みが高く評価され、サステナブルな資金調達手段が業界全体の成長を促進している」とコメントしています。
キャピタランドの取り組みは、単にビジネス上の利点に留まらず、地域社会への貢献と環境への配慮をも含むものです。実際、キャピタランドはそのサステナビリティの理念を事業の中心に据えており、地域社会の福祉と環境保護への取り組みを強化しています。さらに、2021年には、キャピタランドが参加したGRESB評価は、世界中のESGに対する意識の向上を促し、持続可能性を重視する企業へのインセンティブを提供することにもつながっています。
2021年、キャピタランドは環境への意識が高まる中で、ますます重要となっている不動産業界におけるサステナブルな取り組みをさらに促進し、企業としての社会的責任を果たし続けるでしょう。今後の展望として、キャピタランドの「2030サステナビリティ・マスタープラン」を達成すべく、サステナブル・ファイナンスの整備を進め、より良い未来作りに向けた努力を続けていくことが期待されます。キャピタランドの持続可能な取り組みは、世界的なESG基準に沿った形で進めらり、グローバル・サステナビリティ・リーダーとして、これからも注目されています。
会社情報
- 会社名
-
キャピタランド・ジャパン 株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-2-3丸の内仲通りビル6F
- 電話番号
-
03-5219-3033