福山からの新提案
2024-07-26 09:09:43

福山のデニム資源を生かした新しいコラボバケットハット

福山の新たな取り組み:バケットハットのコラボレーション



広島県福山市の同業界、備後漬物株式会社と織物製造の篠原テキスタイル株式会社が手を組み、2024年7月にオリジナルのバケットハットを発表することが決まりました。このコラボレーションは、両社が同じエリアに本社を置き、地域の発展を目指すという共通のビジョンを持っていることから実現しました。両社はまた、地元のサッカークラブ「福山シティFC」とも提携しており、地域に根差した企業活動を展開しています。

コラボの背景


備後漬物は、かねてから社員のモチベーション向上を図るため、統一感のあるユニフォームを求めてきました。しかし、従来の業務用ユニフォームには安らぎを感じない社員も多く、具体的なデザインの範囲で悩んでいました。そのような時に、若手社員の提案から作られた「バケットハット」というフレッシュなアイデアが浮上しました。特に、カジュアルさを求める声があったため、柔軟なデザインが選ばれました。

環境への配慮と地域貢献


両社が選んだ素材は、福山市で生産されるデニムです。この地域は日本一のデニム生産地として知られており、篠原テキスタイルはデニムの製造過程で出る端材の再利用にも取り組んでいます。今回のバケットハットには、この端材が利用され、環境に配慮した製品としての要素も持ち合わせています。また、SDGsへの取り組みとしても注目されています。

バケットハットの特徴


この新しいバケットハットの特徴は、主に3つあります。第一に、ユニークなデザインにより社員のモチベーションを高めることに成功しています。普通の企業ユニフォームではなく、カジュアルでスタイリッシュな外観は、社員が自ら積極的に着用したくなる魅力を持っています。

第二の特徴は、季節を問わず使用できる点です。夏には日差しを防ぎ、冬には寒さをしのぐことができるため、家庭での着用やイベントでの利用シーンに幅広く対応できます。

最後に、環境への配慮を実現した素材の調達です。本来は廃棄される運命にあった端材を活用することで、持続可能な開発のモデルケースとなります。

近づく社会活動への取り組み


最近の取り組みとして、2024年7月28日には福山通運ローズスタジアムにて、福山シティFCvs環太平洋大FCの試合後に、両社のバケットハットを着用して清掃活動を行います。選手たちも同じくハットを着用し、清掃活動に参加することが予定されており、地域貢献の姿勢を示す機会となります。

まとめ


こうして、備後漬物と篠原テキスタイルのコラボレーションは、地域の資源を生かし、かつ社員のチームワークを促す製品を生み出しました。このバケットハットは、新たな社会貢献活動のシンボルとなり、地元福山の魅力をさらに広める役割を果たすことでしょう。


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会社情報

会社名
備後漬物株式会社
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