フリーランス支援の出資
2025-09-22 14:38:25

トレイダーズホールディングス、フリーランス向け資金調達サービスに出資

フリーランス支援の新たな時代



トレイダーズホールディングス株式会社が、オンラインでフリーランス向け資金調達サービスを展開する株式会社ラボル(以下、ラボル社)に出資したことが話題です。今回の出資は、トレイダーズホールディングスがインベストメントLab株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「トレイダーズFinTech1号投資事業有限責任組合」を通じて行われました。ラボル社は、昨年11月に2ndクローズを実行し、そして本年7月には最終の投資ラウンドを完了しました。

ラボル社のビジョンは「あらゆる人々に平等なお金の価値を」とし、フリーランスや小規模事業者(SMB)の資金調達を中心にした金融サービスを提供しています。主なサービスには、請求書買い取りファクタリングと、あらゆる口座振替をカードで決済するサービス「labol(ラボル)」があります。特に、請求書の買い取り可否を独自のAIによって即座に判定し、最短30分での資金調達が可能という点が大きな特徴です。

さらに、ラボル社の「資金調達プロ」というメディア事業では、フリーランスや小規模事業者向けに銀行融資やカードローンといった金融商品や補助金の申請方法の情報を提供しています。これらの情報は、税理士や公認会計士、ファイナンシャルプランナーといった専門家によって執筆・監修されており、実際の資金繰りに役立つ解説が充実しています。

フリーランス人口の増加



副業解禁やリモートワークの普及、特にコロナ禍の影響などにより、フリーランス人口は急速に増加しています。しかし、従来の金融サービスでは、安定した収入や金融履歴が重視されるため、フリーランス事業者にとって資金調達は困難でした。ラボル社の提供するサービスは、こうした課題に対してテクノロジーを駆使したソリューションを提供し、フリーランスが資金調達しやすくなる環境を整備することを目指しています。

トレイダーズホールディングスは、この出資を通じてラボル社の成長を支援し、フィンテック企業としての成長を見込んでいます。また、「テクノロジー」と「金融」を融合させたサービスを提供し、顧客に最高の信頼を得ることを目指しています。

トレイダーズFinTech1号ファンドとは?



トレイダーズFinTech1号ファンドは2023年4月に設立され、運用総額は10億円で、期間は10年間とされています。このファンドは、FinTech企業やESG(環境・社会・ガバナンス)推進に資する製品やサービスを提供する企業を投資対象としています。

出資先のラボル社は、2021年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。CEOの建部大氏が指揮を執り、フリーランスや個人事業主向けの金融サービスを展開しています。


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会社情報

会社名
トレイダーズホールディングス株式会社
住所
渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 28階
電話番号
03-6736-9850

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