SBI日本少短とアットホームの画期的なシステム連携
SBI日本少額短期保険株式会社とアットホーム株式会社は、賃貸物件入居申込の利便性向上と業務効率化を目的として、新たにシステム連携を開始しました。双方のシステムが連携することで、入居者と不動産管理会社の保険契約手続きが大幅に簡素化されるのです。
進化する保険申込のプロセス
この連携により、アットホームの提供するオンラインの賃貸物件入居申込「スマート申込」から、賃貸住宅の入居者に必要な保険契約の情報がNico APIを介して自動的にSBI日本少短の契約管理システム「Nico」に反映されるようになります。この仕組みは、入居者の負担を軽減すると同時に、管理会社の手続きを迅速化します。
また、ユーザーは事前設定を行うことで、NicoからSMSで直接ネット申込画面へのリンクが送信されるため、すべての申請手続きをオンラインで完結できるのが魅力です。これにより、わざわざ書類を持参する必要がなくなり、よりスムーズな手続きが可能になります。
これまでの取り組みと今後の展望
SBI日本少短は、2021年から中間サーバーの開発に着手し、オンライン入居申込サービスや賃貸管理システムなど、様々な不動産プラットフォームと連携を進めてきました。このように、オンラインでの手続きを進めることで、より多くの顧客のニーズに応えられる体制が整いつつあります。
さらに、2023年4月には新たにNico APIの仕様を公開し、これにより複数のサービス提供者との連携が広がっています。これまでに、計13社とのシステム連携を実現しており、さらなる顧客サービスの向上が期待されています。
ユーザー中心の理念
SBI日本少短は、「保険をもっと身近に」「保険をもっと手軽に」「保険をもっと便利に」といった企業理念のもと、保険商品のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。また、アットホームは不動産情報サービスを通じて、物件のオーナーと入居者の情報流通の円滑化を目指す企業。この共同の取り組みにより、入居者の保険契約手続きはよりシンプルかつ効果的になることでしょう。
今回のシステム連携により、賃貸住宅の入居者は、手間なく保険申込みまでの一連の手続きが行えるようになりました。今後も、両社の取り組みに注目が集まります。