第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園 結果発表
佐賀県有田町で行われた「第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」のプレゼンテーション及び表彰式が盛況のうちに終了しました。この大会には福岡県、佐賀県、長崎県の計5校から集まった16チーム、総勢50名の高校生が参加し、「おもてなし」をテーマに各々の想いを込めたディスプレイ作品を制作しました。各チームは、プレゼンテーションで自己の作品について3分間の発表を行い、その後審査員による作品審査が行われました。さらに一般の来場者からの投票や、有田観光協会のInstagramでの「いいね」の数も評価に反映されました。受賞作品は2024年8月25日まで各参加店舗で展示される予定です。
最優秀賞
最優秀賞には「冷えた八宝菜」と名付けられた作品を制作した、有田工業高等学校3年生の中里凌馬さん、舩原海煌さん、松尾侑恭さんのチームが選ばれました。彼らの作品は、深川製磁本店に展示されています。作品のコンセプトは「日本庭園」であり、海外の観光客にも日本文化を理解しやすい構成に仕上げられました。特に、抹茶碗を軸にして様々な商品をバランスよく配置することで、それぞれの魅力がしっかりと伝わる工夫がされています。
審査員の評価
審査員は、ウィンドウのサイズと構成の見事な調和について賞賛し、竹や石のバランスが自然で清涼感を醸し出している点が良いと評価しました。作品がもたらす心地良い空間に、多くの気遣いが行き届いている際立つ点も高く評価されています。
優秀賞
続いて、優秀賞には以下の作品が選ばれました。
- - チーム名:PEACH(大川樟風高等学校2年)制作の『Art nest』が、鳥の家有田で展示。
- - チーム名:SJK(大川樟風高等学校1年)制作の『寿』が、豊美堂で展示。
特別賞
また、特別賞・佐賀県建築士会伊万里地区賞は以下のチームに授与されました。
- - チーム名:ぽこぽこシスターズ(有田工業高等学校2年)制作の『いらっしゃい』が、手塚商店で展示。
- - チーム名:視力0.01(佐世保工業高等学校2年)制作の『みんな大歓迎!世界で1つの器(おもいで)作り』が、有田柳窯で展示。
- - チーム名:口同盟(ぐちどうめい)(有田工業高等学校2年)制作の『It‘s a small garden』が、陶悦窯幸平町家で展示。
まとめ
熱意と創造力あふれる作品が揃ったこのウィンドウディスプレイ甲子園は、高校生たちによる素晴らしい取り組みを通して地域に新しい風を吹き込んでいます。彼らの作品は、来年も多くの人々を魅了することでしょう。皆さんもぜひ、展示会場を訪れて、クリエイティブな作品たちに触れてみてください。
お問い合わせ先
一般社団法人有田観光協会
〒844-0005 佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-43-2121
FAX:0955-43-2100
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