蒲郡市とクラッソーネの協定
2024-10-02 18:19:01

蒲郡市とクラッソーネが手を組み空き家問題解決へ向けた協定成立

蒲郡市とクラッソーネが連携協定を締結



2023年10月、愛知県蒲郡市と解体工事DXプラットフォームを運営する株式会社クラッソーネは、空き家等の除却促進に関する連携協定を締結しました。この協定は、空き家問題を解決し、安全なまちづくりを目指すための重要な第一歩とされています。

空き家問題の現状



現在、全国的に空き家数が増加しており、2024年4月の総務省の速報によれば、全国の空き家数は約900万件、空き家率は13.8%という過去最高の水準です。愛知県でも空き家は増加傾向にあり、県内の空き家率は11.8%に達しています。特に蒲郡市では、空き家の適切な管理と利活用が強く求められていました。

協定の背景と目的



蒲郡市は「蒲郡空家等対策計画」に基づき、空き家の利活用を進めるための施策として「空家の利活用促進に繋がる官民連携事業」を立ち上げ、その中でクラッソーネの提案が採択されました。クラッソーネは過去に数多くの自治体と連携して空き家対策を進めており、これまでに88自治体との実績があります。

主な取り組み内容



この協定に基づき、以下のような具体的な取り組みが行われる予定です:

  • - 解体費用の概算提示: 「すまいの終活ナビ」を通じて、空き家所有者に解体費用および土地売却査定価格の概算を提示します。
  • - 情報提供: 空き家解体に関するフライヤーを配布し、関連情報を空き家所有者に伝えます。
  • - 市民相談対応: 空き家所有者からの相談に対して、クラッソーネのサービスを活用して適切に対応します。
  • - ノウハウ提供: 空き家除却促進施策において、クラッソーネが持つノウハウを提供し、協力を強化します。

代表の意見



蒲郡市長の鈴木氏は、空き家の管理が重要な社会課題であることを認識しており、民間と市の連携が必要不可欠であると強調しました。また、クラッソーネの川口CEOは、会社のビジョンとして「街の循環再生文化を育む」ことを掲げ、空き家問題の解決に寄与できることを喜んでいます。

クラッソーネのサービス



クラッソーネが提供する「すまいの終活ナビ」は、空き家所有者にとって非常に有用なツールです。このサービスでは、土地の条件を入力することで解体費用や売却査定価格を簡単に把握できます。これにより、情報不足を解消し、空き家の適切な管理につながる助けとなることが期待されています。

愛知県内での過去の取り組み



愛知県では、既に南知多町や岡崎市、大府市、西尾市といった他の自治体でもクラッソーネとの連携協定が結ばれ、空き家対策が進められています。特に岡崎市では空き家除却を進めるセミナー開催後、実際に25年間放置されていた空き家が除却されるという実績もあります。

まとめ



今回の協定締結は、蒲郡市における空き家問題に対する新しいアプローチを示しており、地域の安全と安心な暮らしを実現するための大きな一歩です。クラッソーネの専門知識と技術が活かされ、空き家の持つポテンシャルを引き出すことが期待されます。市民の皆さんの参加と協力が求められる中で、官民一体となった取り組みが新たな風をもたらすことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社クラッソーネ
住所
名古屋市中村区名駅5-7-30名駅東ビル4F
電話番号
052-589-8085

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