亮庵の魅力
2024-12-27 14:49:39

12年の氷温熟成が生んだ究極の日本酒、亮庵が登場

12年氷温熟成の新たなる美酒、亮庵の誕生



宮城県仙台市に本社を構える勝山酒造が、令和6年12月25日に新たな日本酒「亮庵 純米大吟醸 遠心しぼりDOUBLE UMAMI FINISH」を販売します。この酒は、300年の歴史を感じさせる特別なレシピを基に、現代の技術と融合することで生まれました。

歴史的背景と復興の志


亮庵の発売は、仙台藩主・伊達政宗公の菩提寺である瑞鳳寺の復興に由来しています。明治時代に廃仏毀釈の影響で多くの重要文化財が失われた中、勝山酒造の第6代当主、亮庵翁が地域に多大な貢献を果たしました。彼は瑞鳳寺の仏像移設のために大金を寄付し、その後も復興のための尽力が記録されています。

この酒は、亮庵翁の精神を受け継ぎ、酒造りに取り組む姿勢が色濃く反映されています。伊達家文化の象徴を復元し、先人たちの思いを現代に伝える一品として位置づけられています。

伝統と革新の融合


亮庵は、元禄時代の辛口酒のレシピをもとにしていますが、それに現代の技術を融合させることで、優れた酒質を実現しました。使用されるのは、2012年に収穫された特A地区の山田錦。仙台の豊かな自然の中で育まれたこの米は、サポートする水質とともに酒造りに最適です。

勝山酒造はその製造過程で独自の遠心分離しぼりを採用し、コクと清さが絶妙に絡み合った酒質を実現しました。この技術により、米の旨味が濃縮され、喉越しも滑らか。さらに、12年の氷温熟成によって深い味わいが生まれ、まさに日本酒の最高峰とも言える仕上がりとなっています。

仙台の工芸品と共に


また、亮庵はただの日本酒ではなく、仙台箪笥とセットで提供されることもポイントです。この仙台箪笥は、伊達政宗公の文化保護政策のもと発展したもので、美しい彫刻や金具装飾が特徴的。酒と合わせて仙台の文化を感じさせる商品となっています。

商品情報


  • - 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
  • - 精米歩合:35%
  • - アルコール分:16度
  • - 内容量:720ml
  • - 杜氏:後藤光昭
  • - 飲用推奨温度:8~14℃

販売価格は税抜1,000,000円で、予約販売は2024年12月27日から2025年1月下旬にかけて行われます。限定50本の特別な一品は、勝山酒造のオンラインストアで購入可能です。

まとめ


「亮庵」は、350年以上の歴史を誇る勝山酒造が生み出した、伝統と革新を体現する日本酒です。地域の文化を重んじ、先人の想いを現在に伝えるこの素晴らしい酒を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。毎杯を通して、伊達家の歴史と精神を感じることができるかもしれません。


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会社情報

会社名
仙台伊澤家 勝山酒造株式会社
住所
宮城県仙台市泉区福岡字二又25-1
電話番号
022-348-2611

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