オイレス工業がCRM導入
2025-09-11 12:06:50

オイレス工業、顧客関係管理に『Zoho CRM』を導入し営業力を強化

オイレス工業が『Zoho CRM』を導入



オイレス工業株式会社は、顧客関係管理(CRM)ツールとして「Zoho CRM」を導入し、自社の営業活動を一新しました。同社はオイルレスベアリングのパイオニアとして知られ、その自動車軸受事業部は、国内外に展開する10の営業拠点の営業力を強化し、業務効率化を図ることを目的としています。

導入の背景



これまで、オイレス工業ではExcelを用いて顧客や案件情報を管理していました。この方法では、ファイルが担当者ごとに散在し、過去の活動履歴が十分に蓄積されないという問題が存在しました。また、月次報告のみにとどまる情報共有では、営業拠点間でのリアルタイムな連携が難しく、戦略的な営業活動にも支障が出ていました。そのため、同社は2023年の初めにCRMの選定を開始し、複数の製品を比較した結果、Zoho CRMの導入を決定しました。

Zoho CRMを選んだ理由の一つは、導入から運用まで日本語による安心のサポート体制が整っていることでした。さらに、Zohoの55種類以上のアプリケーションとの柔軟な連携が可能で、今後の活用の幅を広げられる柔軟性も、新たな成長への期待を抱かせる要素でした。加えて、コストパフォーマンスも優れており、小規模なスタートから事業成長に合わせて拡張できる点が評価されました。

CRM導入後の変化



現在、オイレス工業は国内5拠点、海外5拠点(中国、アメリカ、タイ、インド、ドイツ)でZoho CRMとデータ分析ツールのZoho Analyticsをコアシステムとして活用しています。その結果、製造業に特有な「見込み」「引合い」「量産中」の3段階のパイプラインを構築し、複雑な案件の進捗を視覚的に把握できるようにしました。このシステムによって、案件情報の一元化が実現し、担当者の不在時でも過去の状況を簡単に確認できるため、顧客へのスムーズな対応が可能となりました。

さらに、自動通知機能を利用して納期や提出物に関するタスクを管理することで、納期遵守の徹底にも寄与しています。この取り組みは、営業スタッフの目標管理にも活用されており、特に管理職からは「数字を意識する文化が根づいている」といった声も上がるほど、組織全体の意識改革に繋がっているようです。

ゾーホーのプライバシーへの配慮



一方、ゾーホージャパンは独自のプライバシー誓約を掲げています。Zohoが提供するサービスは、他社ベンダーにはない高度な機密性を誇り、ユーザーのデータは外部に販売されることはありません。企業として、ユーザーのデータ保護と機密保持をしっかりと行い、信頼性のあるサービスを提供しています。

まとめ



オイレス工業のCRM導入は、顧客関係の管理だけでなく、組織の営業力の向上にも寄与しています。今後もゾーホーは同社の成長を支援し、さらに組織力の向上にも貢献することを目指しています。オイレス工業の新たな挑戦に注目が集まります。


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会社情報

会社名
ゾーホージャパン株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6−1みなとみらいセンタービル 13F
電話番号
045-319-4611

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